Planningでは、Planningの外観を制御するユーザー・インタフェース(UI)テーマを定義するときにカスケード・スタイル・シートが役に立ちます。Planningカスケード・スタイル・シートをカスタマイズしてニーズを満たすことができます。一般的なスタイル・シートのカスタマイズには次のものがあります。
カスケード・スタイル・シートをカスタマイズする前に、カスケード・スタイル・シートの基本知識とスタイル・シートのエディタ・ツールに精通している必要があります。設定の一部は製品の表示に必要になります。
カスケード・スタイル・シートへの変更はWebアプリケーション・サーバー上で実行されるので、接続しているすべてのユーザーに影響します。スタイル・シートはデフォルトのディレクトリにはなく、Webアプリケーション・サーバーによって実行時にファイルが一時的な場所に抽出されます。Webアプリケーション・サーバーのどこでこれらのファイルを探すかについては、カスケード・スタイルシート・ファイルの場所を参照してください。
Planningでは、2つのカスケード・スタイル・シートが主に使用され、1つは複数のOracle製品に共通するWeb UI要素を定義するグローバル・シート、もう1つはPlanning専用のシートです。グローバル・カスケード・スタイル・シートはglobal.cssという名前です。次の表ではglobal.cssファイルの主なセクションをリストするとともに、Oracleがカスタマイズしないように推奨しているセクションを示します。
HyperionPlanning.earファイル、HyperionPlanning.warファイルの順に一時的な場所に抽出します。
カスケード・スタイルシート・ファイルの場所を参照してください。
HspCustom.cssファイル(HyperionPlanning.warが抽出された一時的な場所のcustomディレクトリの下)を探します。
すべてのPlanning Webページは、HspCustom.cssファイルを参照し、ここで設定された設定内容はglobal.cssおよびplanning.cssの設定を上書きします。
フォーム内のスタイルをカスタマイズして、行や列の軸でメンバーの階層位置に反映させる方法は、フォームの行および列メンバーのスタイルのカスタマイズを参照してください。