「メンバー選択」ダイアログ・ボックスを使用して、Planning機能のメンバーおよび他の情報を選択します。たとえば、フォーム管理、ビジネス・ルール実行時プロンプト、および「セル詳細のクリア」のメンバーを選択できます。メンバーの選択には、現在のアプリケーションに対するディメンション編集者のメンバーの設定およびユーザーによって設定されたメンバー選択オプションに応じて、メンバー名または別名、あるいはその両方を使用できます。
「検索」ボックスで、「メンバー名」、「メンバーの別名」、「説明」または「UDA」の中からオプションを選択します。
また、メンバー名、別名、説明、UDAのすべてまたは一部を入力することもできます。検索の対象には共有メンバーも含まれます。完全一致を検索するには、「完全一致」を選択し、検索文字列を入力します。検索では大文字と小文字は区別されません。検索できるのは、1つの単語、複数の単語またはワイルドカード文字です。ワイルドカードを使用した検索を参照してください。
オプション: 現在のセッションの「メンバー選択」ダイアログ・ボックスの左ペインで情報を表示する方法およびメンバーをフィルタする方法を設定するには、メンバー・リストの上にある次のアイコンの1つをクリックします。関数や世代などの複数のフィルタを選択できます。
: すべてのメンバーの縮小
: すべてのメンバーの展開
: プロパティの表示。「メンバー名」、「別名」、「メンバー名:別名」または「別名:メンバー名」を選択します。または、「追加表示プロパティ」を選択し、「説明」または「カウント」を選択します。選択したオプションは、左ペインまたは右ペインの列に表示されます。列を削除するには、選択をクリアします。
「関数別に選択項目のみ保持」。「メンバー」、「子孫」、「子孫(含む)」、「祖先」、「祖先(含む)」、「兄弟」、「兄弟(含む)」、「親」、「親(含む)」、「子」、「子(含む)」、または「レベル0子孫」を選択します。
「属性別に選択項目のみ保持」。属性が定義されている場合、「属性」、「演算子」および「値」のオプションを選択し、「OK」をクリックします。複数の属性を選択できます。
「レベル別または世代別に選択項目のみ保持」。「レベル」または「世代」を選択して、表示するレベルまたは世代を選択し、「OK」をクリックします。
アクセス権があるメンバーのみが表示されます。
注意:
実行時プロンプトの場合のみ: 表示される階層は、ビジネス・ルールの起動対象となるアプリケーションおよびプラン・タイプに対するものです。実行時プロンプトの場合、実行時プロンプトの制限を満たすメンバーが表示されます。
ディメンション間またはメンバー範囲実行時プロンプトを持つビジネス・ルールまたは検証ルールの場合のみ: 「ディメンションの選択」リストから、この実行時プロンプトについてビジネス・ルール・デザイナが設定するディメンションを選択します。
共有メンバーの場合のみ: 共有メンバーはshared_member.parent_member(shared)のフォーマットで表示されます。共有メンバーをダイアログ・ボックスの右側で選択したときには、共有メンバー名のみが表示されます。
階層関係に基づいてメンバーの範囲を選択するには、ダイアログ・ボックスの中央にあるをクリックします。
関係 | 含まれるメンバー |
---|---|
メンバー | 選択したメンバー |
子孫 | 選択したメンバーのすべての子孫(選択したメンバーは除く) |
子孫(含む) | 選択したメンバーとその子孫 |
祖先 | 選択したメンバーの上方にあるすべてのメンバー(選択したメンバーは除く) |
祖先(含む) | 選択したメンバーとその祖先 |
兄弟 | 選択したメンバーと同じ階層レベルからのすべてのメンバー(選択したメンバーは除く) |
兄弟(含む) | 選択したメンバーとその兄弟 |
親 | 選択したメンバーの上方にあるレベルのメンバー |
親(含む)」 | 選択したメンバーとその親 |
子 | 選択したメンバーの真下にあるレベルのすべてのメンバー |
子(含む) | 選択したメンバーとその子 |
レベル0子孫 | 子を持たない選択したメンバーのすべての子孫 |
オプション: 右側のペインで選択したメンバーに関数を挿入するには、ダイアログ・ボックスの右側にある「関数セレクタ」アイコンをクリックします。
変数または属性が定義されている場合、「変数」タブをクリックし、ユーザー変数、代替変数および属性のメンバーを選択します。各カテゴリのメンバーは子として表示されます。フォームに表示されるのは、ユーザーが読取りアクセス権を持つメンバーのみです。
ユーザー変数: メンバーとしてのユーザー変数の選択についての説明に従って、メンバーを選択します。
代替変数: メンバーとしての代替変数の選択についての説明に従って、メンバーを選択します。選択内容は、システム設定の指定で説明されている、「代替変数の表示を使用可能にする」のプリファレンス設定に応じて異なります。
属性: 次の表で説明されている値に基づいて属性を選択します。メンバーとしての属性値の選択についてに示すように、レベル0以外の属性を選択すると、すべてのレベル0子孫が選択され、それぞれに演算子が適用されます。
オプション: カスタム属性に適用される関数を選択するには、をクリックします。ディメンション別にフィルタするには、「ディメンション」ドロップダウン・リストからオプションを選択します。