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Oracle® Hyperion Calculation Manager設計者ガイド

E79671-02
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ルール、ルールセット、テンプレート、式およびスクリプトのインポート

Oracle Hyperion Calculation Managerでルール、ルールセット、テンプレート、式およびスクリプトをアプリケーションにインポートできます。インポート後、インポートの結果をローカル・ファイルに保存できます。

オブジェクトをインポートするには、ファイルの種類が次のいずれかである必要があります。

  • すべてのユーザー: .xml。オブジェクトをxmlフォーマットで格納するファイル

  • すべてのユーザー: .zip。zipファイルにはxmlファイルのみが含まれます
  • Oracle Hyperion Financial Managementユーザーのみ: .rle。オブジェクトをVisual Basicフォーマットで格納するファイル

  • Financial Managementユーザーのみ: .cmo。オブジェクトをASCIIテキスト・フォーマットで格納するファイル

  • Oracle Hyperion PlanningOracle EssbaseおよびOracle General Ledgerユーザーのみ: .csc。オブジェクトをEssbase計算スクリプト・フォーマットで格納するファイル

注意:

ある製品タイプから別の製品タイプにはインポートできません。

オブジェクトをインポートするには:

  1. システム・ビュー「アクション」「インポート」の順に選択するか、「インポート」ボタンをクリックします。
  2. 「インポート」ダイアログ・ボックスの「ファイルのインポート詳細」「参照」をクリックし、インポートするファイルを選択します。
  3. 「場所詳細」で、アプリケーション・タイプ、アプリケーションおよびキューブを入力します。
    • .cscファイルの場合は、場所の詳細を入力する必要があります。

    • ファイルが.xmlファイルで、場所の詳細がすでにインポート・ファイルに含まれている場合、場所の詳細を入力する必要はありません。

    • ファイルが.rleファイルで、場所の詳細を入力した場合、キーワード'app_name=<name of the application>は.rleファイルの最初の行にある必要があります。たとえば、'app_name=Statutory

    • .cmoファイルの場合、アプリケーションの情報はキーワードに含まれます。

    「場所詳細」に入力された情報は、インポート・ファイルに指定された場所より優先されます。場所情報がインポート・ファイルに指定されていない場合、「場所詳細」に情報を入力する必要があります。そうしないと、インポートは失敗します。

  4. 「インポート・オプション」で、次のオプションのいずれかを選択します。
    • 既存のオブジェクトの上書き - インポートされるオブジェクトは、アプリケーションおよび計算、キューブまたはデータベースのオブジェクトを置換します。

    • 既存のオブジェクトをスキップ - インポートされるオブジェクトがまだ存在しない場合、オブジェクトはアプリケーションおよび計算、キューブまたはデータベースのオブジェクトに追加されます。存在する場合、オブジェクトはインポートされず、結果のステータスは「スキップされました」と示されます。

    • 重複のエラー出力 - インポートされるオブジェクトが、アプリケーションおよび計算、キューブまたはデータベースにすでに存在するオブジェクトと重複する場合、重複するオブジェクトの名前がログ・ファイルに書き込まれ、オブジェクトはインポートされずに、インポート・プロセスが停止します。

  5. Financial Managementユーザーのみ: .rleファイルをインポートする場合、次の変換オプションが使用可能です:
    • スクリプト・コンポーネント - Calculation Managerで、.rleファイルをスクリプト・コンポーネントに変換します。

    • グラフィカル・コンポーネント - Calculation Managerで、.rleファイルをグラフィカル・コンポーネントに変換します。

      「グラフィカル・コンポーネント」を選択すると、次の操作が可能です:

      • 「コンポーネント・レベルの条件ブロックを使用します」を選択して、条件を式コンポーネントの一部としてフロー・チャートに条件を含めます。(デフォルトでは、条件は、式コンポーネントの一部としてではなく、個別の条件コンポーネントとしてフロー・チャートに含まれます。)

      • スクリプト内でコンポーネントに基づいて、文をどのようにコンポーネント・オブジェクトに分割するかを指定するためのオプションを選択します。

        • 別のコンポーネント - スクリプトの各コメント行に対して、個別のコンポーネントが生成されます。

        • 複数ブロックのコンポーネント - スクリプトのコメント行に対して1つのブロックで、1つのコンポーネントが生成されます。

        • 単一ブロックのコンポーネント - スクリプトのすべてのコメント行に対して1つのブロックで、1つのコンポーネントが生成されます。(コメント行ごとに別々のブロックはありません。)

  6. 「インポート」をクリックします。
  7. オプション: 「名前を付けて保存」をクリックして、インポートの結果をローカル・ファイルに保存します。