メンバー・セレクタによって、ディメンション内のメンバーおよび関数を選択できます。ディメンション内のメンバーを展開および縮小するときは、「+」および「-」を使用します。
「メンバー・セレクタ」ダイアログ・ボックスには3つのタブがあり、選択したディメンションのすべてのメンバーおよび関数は「メンバー」タブおよび関数」タブに表示されます。3つ目の「検索」タブは、メンバーまたはメンバーの説明を検索するために使用します。選択するメンバーおよび関数は右側の「選択」にリストされます。
1つ以上のディメンションをコンポーネントに追加するには:
注意:
固定ループ・コンポーネントにはメンバーを追加できません。
選択したディメンションのメンバーが「メンバー」に表示されます。
「メンバー」でメンバーを選択し、右矢印ボタンをクリックして「選択」リストに移動します。この表のオプションを使用してさらに選択を定義することもできます。
表8-1 「メンバー・セレクタ」のボタン
ボタン | 説明 |
---|---|
特殊項目の追加 | (Oracle Hyperion PlanningおよびOracle Essbaseブロック・ストレージ・アプリケーション・ユーザーのみ) タブで選択したメンバーまたは関数に関連する追加のメンバーまたは関数を追加するには、次のいずれかを選択します:
(Essbase集約ストレージ・アプリケーション・ユーザーのみ) 次のいずれかを選択して、タブで選択したメンバーまたは関数に関連するメンバーまたは関数を追加します:
注意: Planningの「特殊項目の追加」の選択肢には、「レベル0(ベース)」または「含む」はありません。 |
選択 | 選択すると、メンバーまたは関数が「選択」リストに移動します。 |
選択解除 | 選択すると、メンバーまたは関数が「選択」リストから除去されます。 |
すべて選択解除 | 選択すると、すべてのメンバーおよび関数が選択リストから除去されます。 |
「関数」で次のタスクを実行します。
PlanningおよびEssbaseブロック・ストレージ・アプリケーション・ユーザーのみ:
関数を選択します。
この表に従って、関数の必要な値を入力します:
表8-2 関数および値
関数 | 入力する値 | 説明 |
---|---|---|
@ALLANCESTORS | メンバー名 | メンバー名を入力するか、「メンバー」をクリックしてメンバーを選択します。 |
@ANCEST |
|
|
@ANCESTORS |
|
|
@ATTRIBUTE | 属性メンバー名 | 入力したディメンションに対して、選択に含める属性メンバー名またはメンバーの組合せを入力します。 |
@CHILDREN | メンバー名 | メンバー名またはメンバーの組合せ、あるいはメンバーまたはメンバーの組合せを戻す関数を入力します。 |
@CURRMBR | ディメンション名 | ディメンション名を入力します。 |
@DESCENDANTS |
|
|
@GENMBRS |
|
|
@IALLANCESTORS | メンバー名 | メンバー名またはメンバーの組合せ、あるいはメンバーまたはメンバーの組合せを戻す関数を入力します。 |
@IANCESTORS |
|
|
@ICHILDREN | メンバー名 | メンバー名またはメンバーの組合せ、あるいはメンバーまたはメンバーの組合せを戻す関数を入力します。 |
@IDESCENDANTS |
|
|
@ILSIBLINGS | メンバー名 | メンバー名またはメンバーの組合せ、あるいはメンバーまたはメンバーの組合せを戻す関数を入力します。 |
@IRDESCENDANTS |
|
|
@IRSIBLINGS | メンバー名 | メンバー名またはメンバーの組合せ、あるいはメンバーまたはメンバーの組合せを戻す関数を入力します。 |
@ISIBLINGS | メンバー名 | メンバー名またはメンバーの組合せ、あるいはメンバーまたはメンバーの組合せを戻す関数を入力します。 |
@LEVMBRS |
|
|
@LIST | 引数 | 親関数によって処理できるように、1つの引数として収集および処理される引数のリストを入力します。引数として使用できるのは、メンバー名、メンバーの組合せ、メンバー・セット関数、範囲関数および数値式です。 |
@LSIBLINGS | メンバー名 | メンバー名またはメンバーの組合せ、あるいはメンバーまたはメンバーの組合せを戻す関数を入力します。 |
@MATCH |
|
|
@MEMBER | 文字列 | 文字列(二重引用符で囲まれている)または文字列を戻す関数を入力します。 |
@MERGE |
|
|
@PARENT |
|
|
@RANGE |
|
|
@RDESCENDANTS |
|
|
@RELATIVE |
|
|
@REMOVE |
|
|
@RSIBLINGS | メンバー名 | メンバー名またはメンバーの組合せ、あるいはメンバーまたはメンバーの組合せを戻す関数を入力します。 |
@SHARE | 範囲リスト | メンバーのカンマ区切りリスト、メンバーを戻す関数またはメンバーの範囲を入力します。rangeListのすべてのメンバーが同じディメンションからのものである必要があります。 |
@SIBLINGS | メンバー名 | メンバー名またはメンバーの組合せ、あるいはメンバーまたはメンバーの組合せを戻す関数を入力します。 |
@UDA |
|
|
@WITHATTR |
|
|
@XRANGE |
|
|
Oracle Hyperion Financial Management、PlanningおよびEssbaseブロック・ストレージ・アプリケーションでサポートされる関数タイプのリストについては、関数の操作を参照してください。
右矢印ボタンをクリックして関数を「選択」リストに移動します。表8-1のオプションを使用してさらに選択を定義することもできます。
「検索」で、メンバーを検索するために次のタスクを行います:
「ディメンション」から、メンバーを検索するディメンションを選択します。
「検索」で、検索するメンバーのタイプ、メンバー名またはその説明を選択します。
検索するメンバー名またはその説明を入力するか、ディメンションのすべてのメンバーを表示するため、デフォルトのワイルドカード(*)を受け入れます。
「検索」を選択すると、フィールドに入力したメンバーが検索されます。(メンバー・セレクタ内でのメンバーの検索を参照してください。)
「詳細検索」を選択すると、詳細検索オプションにアクセスできます。(メンバー・セレクタ内でのメンバーの検索を参照してください。)
メンバーを選択し、右矢印をクリックして「選択」リストに移動します。表8-1のオプションを使用してさらに選択を定義することもできます。
Financial Managementユーザーのみ: 「リスト」では、次のタスクを行います:
選択したディメンションのメンバー・リストを選択して、この表に従ってリストのパラメータを入力します:
表8-3 Financial Managementメンバー・リストおよびパラメータ
ディメンション | メンバー・リストおよびパラメータ |
---|---|
勘定科目 |
|
エンティティ |
|
ICP |
|
期間 |
|
シナリオ |
|
値 |
|
表示 | 階層および子孫に対して、パラメータの値を入力します:
|
年 | 階層および子孫に対して、パラメータの値を入力します:
|
右矢印をクリックしてメンバー・リストを「選択」リストに移動します。表8-1のオプションを使用してさらに選択を定義することもできます。
次のいずれかのメンバー、関数またはメンバー・リストを選択する場合は、手順7に進みます。
タイプがメンバーである変数値
パラメータがメンバーである関数
次のいずれかに対してメンバー、関数またはメンバー・リストを選択する場合は、各ディメンションのメンバー、関数またはメンバー・リストを選択するまで、前述の2つの手順を繰り返し、次の手順に進みます。
PlanningまたはEssbaseビジネス・ルールのグローバル範囲
設計時プロンプト・タイプがメンバー交差部であるテンプレート
タイプがメンバーである変数値
タイプがメンバーである変数制限
ループ・コンポーネント
パラメータがメンバーである関数