「集約」テンプレートの使用

「集約」テンプレートを使用して、指定したメンバーのデータ値を集約します。視点にメンバーを入力し、集約を制限できます。データ値を現地通貨に集約するか、欠落した値を集約するかを指定することもできます。

たとえば、「集約」テンプレートを使用し、親メンバーを使用して密または疎ディメンションを集約できます。子孫、子または祖先(すべて)などの集約のレベルを選択します。

「集約」テンプレートを使用するには:

1. ビジネス・ルールまたはテンプレートを作成するか、開きます。
2. 次のいずれかの操作を行います:

   • グラフィカル・ルールまたはテンプレートの場合、「新規オブジェクト」で「集約」を選択し、フロー・チャートの「開始」と「終了」の間にドロップします。

   • スクリプト・ルールまたはテンプレートの場合、「システム・テンプレート」を展開して「集約」を選択し、スクリプトの目的の領域にドロップします。

3. 集約ウィザードで要求された情報を入力します。

表4-6 集約ウィザードのステップ

ステップ	説明
情報	テンプレートの関数を説明します。
視点	集約を制限するディメンションのメンバーを選択します。 メンバーの選択に、次のオプションを使用できます。 「事前に定義されている選択項目の使用」の隣のをクリックし、すべてのディメンションに値を移入する変数を選択します。 「メンバー・セレクタ」の隣のをクリックし、ディメンションごとにメンバーを選択します。 ディメンションを選択し、をクリックして変数、メンバーまたは関数を選択します。
完全な密の集約	完全に集約する密ディメンションを最大2個選択し、密ディメンションがレベル0以外のメンバーを格納したかどうかを指定します。次の点に注意してください。 密ディメンションがレベル0以外のメンバーを格納した場合、スクリプトにCalc Dim(密ディメンション)が生成されます。 密ディメンションがレベル0以外のメンバーを格納していない場合、密ディメンションに対してスクリプトは生成されません。 密ディメンションで部分集約を行う場合、(親メンバーおよび関数 - Descendants、ChildrenまたはAncestors)、このステップでディメンションを選択しないでください。
完全な疎の集約	完全に集約する疎ディメンションを最大3個選択し、疎ディメンションに計算の必要なメンバー式があるかどうかを指定します。 疎ディメンションにメンバー式がある場合、疎ディメンションは計算されます。疎ディメンションにメンバー式がない場合、疎ディメンションは集約されます。
部分的なディメンション集約 - 密	部分集約する密ディメンションを最大2個選択します。密ディメンションごとにメンバーと集約レベルを選択します。次の点に注意してください。 「部分的なディメンション集約 - 密」ステップは、「完全な密の集約」ステップで使用しなかった密ディメンションがある場合に表示されます。「完全な密の集約」タブで2つの密ディメンションを使用し、アプリケーションにこれ以外の密ディメンションがない場合、「部分的なディメンション集約 - 密」ステップは表示されません。 疎ディメンションで部分集約を行う場合、(親メンバーおよび関数 - Descendants、ChildrenまたはAncestors)、このステップでディメンションを選択しないでください。
部分的なディメンション集約 - 疎	部分集約する疎ディメンションを最大3個選択します。疎ディメンションごとにメンバーと集約レベルを選択します。次の点に注意してください。 注意: 部分集約に使用可能な疎ディメンションはグレーで表示されます。 「部分的なディメンション集約 - 疎」ステップは、「完全な疎の集約」ステップで使用しなかった疎ディメンションがある場合に表示されます。「完全な疎の集約」タブで3つの疎ディメンションを使用し、アプリケーションにこれ以外の疎ディメンションがない場合、「部分的なディメンション集約 - 疎」ステップは表示されません。 密ディメンションで部分集約を行う場合、(親メンバーおよび関数 - Descendants、ChildrenまたはAncestors)、このステップでディメンションを選択しないでください。
設定	このステップで設定を指定します。