属性次元

Planningでは、カスタム属性次元を使用できます。「属性」次元タイプはPlanningアプリケーション・テンプレートでサポートされていますが、ユーザー定義の側面を考慮してサポートするには、追加構成が必要となります。

 Data Relationship Managementで属性次元を構成するには:

  1. カスタム属性次元メンバーへの基本次元メンバーの関連付けを管理する属性次元ごとに、新規カスタム・グローバル・ノード・プロパティを作成します。

  2. 属性次元のメンバーに対する基本次元メンバーの関連付けに使用する、データ型ListGroupの新規カスタム・バージョン・プロパティを作成します。このプロパティは、属性メンバーを選択できる有効な階層を識別します。「バージョン」に移動し、属性次元で使用可能な階層のリストを設定します。

  3. 属性次元とその属性次元を使用する基本次元メンバーとの次元の関連付けを強制するために、属性次元ごとに新規カスタム式検証を作成します。属性次元のカスタム・バージョンListGroupプロパティの選択された値を、参照されている属性次元メンバーのCore.Referencesプロパティの値と比較します。

    たとえば、グローバル・ノード属性プロパティはCustom.Attributeであり、バージョンレベル属性階層プロパティはCustom.AttributeHiersです。無効な属性メンバー検証式は、次のとおりです。

    Or(IsBlank(PropValue(Custom.Attribute)),GreaterThanOrEqual(ArrayCount(Intersection(NodePropValue(PropValue(Custom.Attribute),Custom.AttributeHiers,NodePropValue(PropValue(Custom.Attribute),Core.References),[comma]),[comma]),1))

  4. 次元がサポートされるように、カスタム・グローバル・ノード属性プロパティおよび検証を適切なノード・タイプに割り当てます。

  5. 新規カスタム属性検証を、それが必要とされるバージョンおよび階層に割り当てます。

  6. マップされている属性次元および基本次元のPlanningエクスポートを変更します。

    1. 新規属性次元のエクスポート・プロファイルを作成します。最初に、事前定義された属性次元をコピーし、Planning構成の必要に応じてカスタマイズします(別名やプラン・タイプなど)。

    2. 新規カスタム属性検証を基本次元エクスポートに割り当てます。

    3. カスタム属性プロパティをエクスポート列として基本次元エクスポートに追加し、一致するようにエクスポート・ヘッダーを更新します。

  7. 新規属性次元を属性階層グループに追加し、階層次元プロパティを「属性」に設定します。

新規属性次元のカスタマイズの詳細は、「Planning次元の定義および構成」および「Planning次元タイプの構成」を参照してください。