次のインストールの前提条件に注意してください。
Oracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックス(http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html)。
データベースの準備、IISを必要とする製品用のIISの準備、およびWebブラウザの準備を行うためのインストールの前提条件は、環境の準備を参照してください。
インストールに必要なファイルをダウンロードします。インストール用ファイルのダウンロードを参照してください。Oracle Software Delivery Cloudにあるメディア・パックReadmeを読んで、各自の環境に対して必須または任意の製品を確認してください。
Tax Provisionの場合は、Financial Managementコンポーネントもすべてインストールする必要がありますが、Tax Provisionと同じマシンにインストール必要はありません。
Calculation ManagerがInternet ExplorerおよびFirefoxで動作する場合、Adobe Flash Playerをインストールする必要があります。
SSL対応環境でEPM System製品のデプロイを予定している場合、インストールと構成の前に、Oracle Enterprise Performance Management Systemセキュリティ構成ガイドを参照してください。選択するSSL実装により、構成時に選択するオプションが影響を受けます。オプションで、非SSLをデプロイしてSSLを使用するように再構成できます。Oracle Enterprise Performance Management Systemセキュリティ構成ガイドを参照してください。
Windows 2008にインストールしている場合、インストールする前にUACを無効にします。EPM System製品をインストール、構成および実行するには、UACを無効にする必要があります。UACは、エンドユーザーのクライアント・デスクトップで有効化できます。
使用可能な一時スペースが1GBあることを確認します。必要に応じて、他の/tmpディレクトリを指定できます。
Essbaseを32ビットまたは64ビットのLinuxシステムにインストールする前に、次のパッケージをインストールします:
compat-libstdc++-33-3.2.3-47.3以上
libaio-0.3.105-2以上
Red Hat Enterprise Linux ASリリース4でのPlanningの場合、Linuxサーバー上でglibc 2.5にアップグレードする必要があります。詳細は、Linuxのドキュメントを参照してください。
Oracle Business Intelligence Enterprise EditionまたはOracle Business Intelligence Publisherがインストールされているマシンにインストールする場合は、2つの異なるミドルウェア・ホームにインストールします。EPM SystemおよびOracle BI EEの将来のパッチ・セットは、異なるときにリリースされるため、マージされたFusion Middlewareホームのアップグレードにとって制約となる場合があります。
Fusion Middlewareの詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/documentation/index.html#middlewareを参照してください。
FDMEEをインストールおよび構成している場合、Oracle Data Integratorは自動的にインストールおよび構成されます。Oracle Data IntegratorのデータベースはFDMEEと同じデータベース内にあり、Oracle Data Integratorエージェント・アプリケーションはFDMEEと同じJVMにデプロイされます。オプションで、ODI_Studio_11124.zipを使用してODI Studioをインストールできます。
FDMEEは、Financial Close ManagementのAccount Reconciliation Managerに必要です。
次の製品のいずれかをインストールする場合は、Financial Management SDKもインストールする必要があります:
Web Analysis
Financial Reporting
Strategic Finance
FDMEE
EPM Systemインストーラでは、WindowsマシンにWindowsバージョンのドライバがインストールされます。EPM Systemインストーラでは、Oracle BI EEを使用するために、すべてのプラットフォームにUNIXバージョンのドライバをインストールします。
Financial Close Managementとともに使用することを計画している既存のOracle SOA Suiteインストールがある場合は、そのOracle SOA Suiteインストールのミドルウェア・ホームの場所をメモしてください。インストール時に、EPM System製品を同じミドルウェア・ホームにインストールする必要があります。
通常、EPM SystemインストーラによってWebLogic Serverがインストールされます。既存のWebLogic Serverインストールがあるときに、EPM SystemインストーラによってインストールされるWebLogic Serverのかわりにこのインストールを使用する場合は、EPM Systemでサポートされているバージョンである必要があります。WebLogic Serverインストールのミドルウェア・ホームの場所に注意してください。インストール時に、EPM System製品を同じミドルウェア・ホームにインストールする必要があります。インストールの場所でEPM Systemインストーラによって既存のWebLogic Serverインストールが検出された場合、WebLogic Serverはインストールされません。
既存のWebLogic ServerのバージョンがEPM Systemの正しいバージョンではない場合、現在のバージョンをアンインストールするか、正しいバージョンをインストールか、またはEPM Systemインストーラを実行する前に正しいバージョンにアップグレードする必要があります。
Financial Reportingでは、Financial Reporting Studioでレポートを設計する際に使用するフォントを、Financial Reporting Java Webアプリケーション・サーバーのホストのサーバーにインストールします。PDFの生成がUNIXサーバーで実行可能になったため、Financial Reporting Studioのレポート設計で使用するフォントをFinancial Reporting Java Webアプリケーション・サーバーで使用できる必要があります。そうでないと、Financial Reporting Studio Java Webアプリケーション・サーバーのデフォルトのシステム・フォントが使用され、想定どおりの結果になりません。
UNIXで印刷するためにInteractive Reportingを準備するには、Acrobat Readerがインストールされていることを確認してください。PATHにAcrobat Readerのインストール場所がない場合は、新規環境変数PATH_TO_ACROREADを設定します。このパスが、Acrobat Readerのインストール場所になります。
AIXおよびHP-UXの場合、Financial Reporting印刷サーバーのX11を構成します。チャートを使用するProduction Reportingジョブの場合も、X11を構成する必要があります。
チャートを生成するには、Production ReportingのDISPLAY変数も設定する必要があります。
Financial ReportingおよびProduction Reporting用のX11の構成(AIXおよびHP-UX)を参照してください。
Disclosure Managementをインストールする前に、Microsoft Office Professionalをインストールします。Disclosure Managementクライアントを使用するには、Microsoft Officeのインストール時に、WordおよびExcelに対する.NETのプログラマビリティ・サポートを選択します。
ターミナル・サービスを使用してStrategic Financeをインストールする場合は、セッションをインストール・モードに切り替えてから、EPM Systemインストーラを実行します(change user /install)。