com.hyperion.lcm.clu
クラスLCMClient

java.lang.Object
  extended bycom.hyperion.lcm.clu.LCMClient

パブリック・クラスLCMClient
java.lang.Objectの拡張

これはLCM移行を実行するAPIを提供するクラスです。実行メソッドは移行定義ファイルを読み取り、メモリーのファイルを実行します。実行が完了すると、移行ステータスを追跡するメソッドを持つLCMハンドルが返されます。「成功」ステータス・メッセージは移行の成功を意味し、「失敗で完了」ステータス・メッセージは移行が失敗で完了したことを示します。

APIの使用例:

   
   try{
     LCMHandle handle = LCMClient.execute("C:/packagexmlfiles/MigrationDefinitionfile.xml","");
     System.out.println("Migration status: " +handle.getMessage());
   }catch(LCMException e)
   {
     //check error message for failure info
   }
  

実行の設定: ライブラリ・フォルダ(lib)および構成フォルダ(conf)をCLUコマンド・ライン・ユーティリティ・ディストリビューションからコピーします。ランタイム環境でCLASSPATHを更新し、confフォルダの場所、およびlib配下のすべてのファイルを含めます。たとえば、ファイルがマシンに次のようにコピーされているとします。

C:/LCMAdmin/CLU/lib/lcm-clu.jar /audit-client.jar .. ..

C:/LCMAdmin/CLU/conf/migration.properties /log.xml .. ..

CLASSPATHをCLASSPATH=%CLASSPATH%:C:/LCMAdmin/CLU/conf:C:/LCMAdmin/CLU/lib/lcm-clu.jar:C:/LCMAdmin/CLU/lib/audit-client.jarのように更新する必要があります

バージョン:
1.1

コンストラクタの要約
LCMClient()
          コンストラクタにより新しいLCMClientインスタンスが作成されます。
 
メソッドの要約
静的 LCMHandle execute(java.lang.String migDefFilePath, java.lang.String basePath)
          このメソッドはmigDefFilePathにある定義で指定された移行を実行します。
静的 LCMHandle execute(java.lang.String username, java.lang.String password, java.lang.String migDefFilePath, java.lang.String basePath)
          このメソッドはmigDefFilePathにある定義で指定された移行を実行します。
 
java.lang.Objectクラスから継承されるメソッド
equals、getClass、hashCode、notify、notifyAll、toString、wait、wait、wait
 

コンストラクタの詳細

LCMClient

public LCMClient()
このコンストラクタにより新しいLCMClientインスタンスが作成されます。

メソッドの詳細

execute

public static LCMHandle execute(java.lang.String migDefFilePath,
                                java.lang.String basePath)
                         throws com.hyperion.lcm.common.LCMException
このメソッドはmigDefFilePathにある定義で指定された移行を実行します。実行が完了すると、実行に関連付けられたステータスが返されます。移行定義ファイルには資格証明、接続およびタスクに関連する情報が必要です。詳細は、アーティファクト・ライフサイクル管理ユーティリティ・ガイドを参照してください。

ファイル・システムからエクスポートまたはインポートするには、移行定義ファイルにファイル・システム接続が含まれている必要があります。接続のフォルダ・パラメータは絶対パスまたは相対パスで指定できます。パラメータが相対パスの場合は、basePathパラメータを使用して絶対パスが決定されます。

次の移行定義の抜粋は、絶対パスによるFileSystem接続を示しています。

ConnectionInfo name="FSConnection1" type="FileSystem" description="File System Location" filePath="file:/c:/lcmstorage/out"

APIの使用例: LCMClient.execute("c:/packagexmlfiles/MDF.xml", "")

次の移行定義の抜粋は、相対パスによるFileSystem接続を示しています。

ConnectionInfo name="FSConnection1" type="FileSystem" description="File System Location" filePath="/out"

API使用例: LCMClient.execute("c:/packagexmlfiles/MDF.xml","c:/lcmStorage")

パラメータ:
migDefFilePath - 移行定義ファイルのファイルパス文字列
basePath - エクスポート、インポート内容のルート・フォルダ文字列。ファイル・システム接続で相対パスを使用する場合のみ有効
戻り値:
ステータス・メッセージを含むLCMHandleオブジェクト。
スロー:
com.hyperion.lcm.common.LCMException

execute

public static LCMHandle execute(java.lang.String username,
                                java.lang.String password,
                                java.lang.String migDefFilePath,
                                java.lang.String basePath)
                         throws com.hyperion.lcm.common.LCMException
このメソッドはmigDefFilePathにある定義で指定された移行を実行します。実行が完了すると、実行に関連付けられたステータスが返されます。このAPIの使用例の1つに、Shared Services UIで保存された移行定義ファイルの実行があります。これらのファイルには資格証明がファイルの一部として保存されないため、このAPIを使用して、移行定義ファイルのパスとともにユーザー名とパスワードの値を指定して、このようなファイルを実行できます。

ファイル・システムからエクスポートまたはインポートするには、移行定義ファイルにファイル・システム接続が含まれている必要があります。接続のフォルダ・パラメータは絶対パスまたは相対パスで指定できます。パラメータが相対パスの場合は、basePathパラメータを使用して絶対パスが決定されます。

次の移行定義の抜粋は、絶対パスによるFileSystem接続を示しています。

ConnectionInfo name="FSConnection1" type="FileSystem" description="File System Location" filePath="file:/c:/lcmstorage/out"

APIの使用例: LCMClient.execute("admin","password",c:/packagexmlfiles/MDF.xml", "")

次の移行定義の抜粋は、相対パスによるFileSystem接続を示しています。

ConnectionInfo name="FSConnection1" type="FileSystem" description="File System Location" filePath="/out"

APIの使用例: LCMClient.execute("admin","password",c:/packagexmlfiles/MDF.xml","c:/lcmStorage")

パラメータ:
username - ユーザー名を含む文字列
password - パスワードを含む文字列
migDefFilePath - 移行定義ファイルのファイルパス文字列
basePath - エクスポート、インポート内容のルート・フォルダ文字列。ファイル・システム接続で相対パスを使用する場合のみ有効
戻り値:
ステータス・メッセージを含むLCMHandleオブジェクト。
スロー:
com.hyperion.lcm.common.LCMException