移行中に完了するタスクを定義します。移行定義ファイルに定義されているタスクは、ソース、宛先、移行するアーティファクトによって異なります。各タスクには、少なくともソース、宛先およびアーティファクト・タグが含まれます。
複数のソースと宛先がある場合は、ソースと宛先の組合せごとに少なくともタスクを1つずつ定義する必要があります。たとえば、ファイル・システムへのアーティファクトの抽出はタスク1として定義されます。ファイル・システムからアプリケーションへのアーティファクトのロードは、タスク2として定義されます。
注意: | デフォルトでは、タスクが失敗しても、ライフサイクル管理ユーティリティは次のタスクを続行します。タスクのソースとターゲットの接続の検証は、タスクが実行されている場合にのみ行われ、タスクの実行開始前には行われません。 |
タスクには次の要素が含まれます:
移行するソースを定義します。タスクごとにソースと宛先をそれぞれ1つずつ定義する必要があります。
属性 | 説明 |
---|---|
application | アプリケーションが登録される名前。アプリケーションの名前はShared Services Consoleに表示されます。 例: HAVAAPP1 |
filePath | アーティファクトが格納されるファイル・システム上のディレクトリ。 例: filePath=”/Essbase.Sample.Basic” 注意: MDFファイルがUIから生成される場合、パスは作業フォルダへの相対パスです。.mdfファイルが作業フォルダに存在しない場合、-bコマンドライン引数を使用して、ファイル・システム・パスが設定されている場所に相対するベース・パスを使用します。 |
product | Shared Servicesに登録するアプリケーションの製品コード。 例:
|
project | アプリケーションが属するShared Servicesアプリケーション・グループの名前。プロジェクト名はShared Services Consoleに表示されます。 例: DevBIPlus_Proj |
type | 接続タイプ:
|
移行の宛先を定義します。タスクごとに1つの宛先を定義する必要があります。
属性 | 説明 |
---|---|
application | アプリケーションが登録される名前。アプリケーションの名前はShared Services Consoleに表示されます。 例: HAVAAPP1 |
filePath | アーティファクトが格納されるファイル・システム上のディレクトリ。 例: filePath=”/Essbase.Sample.Basic” 注意: MDFファイルがUIから生成される場合、パスは作業フォルダへの相対パスです。MDFファイルが作業フォルダに存在しない場合、-bコマンドライン引数を使用して、ファイル・システム・パスが設定されている場所に相対するベース・パスを使用します。 |
product | Shared Servicesに登録するアプリケーションの製品コード。 例:
|
project | アプリケーションが属するShared Servicesアプリケーション・グループの名前。プロジェクト名はShared Services Consoleに表示されます。 例: DevBIPlus_Proj |
現行の移行に使用されるフィルタです。
属性 | 説明 |
---|---|
parentPath | 移行するアーティファクトまたはデータが保管されている最上位のディレクトリ。製品ディレクトリ構造については、このガイドの巻末付録を参照してください。 例: /Data Analysis & Report Creation 注意! 親のパス・ディレクトリにアンパサンド(&)文字が含まれている場合は、移行定義ファイルでは&に置き換えます(次の例を参照)。 注意: recursive="true"である場合は、このディレクトリ内のサブディレクトリに含まれているすべてのアーティファクトがインポートされます。 注意: pattern属性は、すべての製品に必要です。 |
pattern | アーティファクトの選択基準。 インポートするアーティファクトの名前を指定するか、* (アスタリスク)を使用してフィルタ条件に一致するすべてのアーティファクトをインポートします。 例: * 注意: pattern属性は、すべての製品に必要です。 |
recursive | サブディレクトリに保管されているアーティファクトで移行を行う必要があるかどうか。 例: true 注意: recursive属性はオプションです。 |
オプションは製品に固有です。設定可能なインポートとエクスポートのオプションについては、このガイドの巻末付録を参照してください。ソースまたは宛先でオプションを解釈することによって、移行対象のアーティファクトが把握されます。
オプションが設定されていない場合は、Shared Servicesレジストリに設定されているデフォルトのオプションが使用されます。