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Oracle® Hyperion Financial Close Managementユーザーズ・ガイド

E79696-02
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15 調整ワークフローの管理

策定者は、調整に対する作業が終了したら、レビュー用に調整を送信します。レビュー用に調整を送信できるのは、策定者のみです。策定者は、調整を送信する前に、すべての必須質問に回答し、必須として構成されたすべてのカスタム属性に値を指定する必要があります。「説明なし差異がゼロであることが必要」オプションが有効である場合、策定者が調整を送信するには、「残高の要約」タブの「説明なし差異」フィールドがゼロである必要があります。

レビュー担当者は、注意が必要な取引に"フラグ"を設定できます。フラグが設定された取引には、策定者が簡単に見つけることができるように、フラグ・アイコンが表示されます。レビュー担当者は、自分のコメントのみを削除できます。ただし、調整ステータスが「クローズ済」に変更された後は、コメントを削除できません。

管理者がこの機能を有効にした場合、ユーザーは調整を再度開いて修正を行い、ワークフローを自身に戻すことができます。管理者およびパワー・ユーザーは、調整の再オープン対象者を選択できます。

照合を送信、承認または却下するには:

  1. 調整を選択します。

  2. 「アクション」「開く」の順に選択します。

  3. 調整を送信承認または却下します。

調整を再度開くには:

  1. 調整を選択します。

  2. 「アクション」「再オープン」の順に選択します。

  3. 次のいずれかの操作を行います:
    • 管理者またはパワー・ユーザーである場合は、調整の再オープン対象者を選択できます。たとえば、策定者やレビュー担当者の1人です。
    • 策定者である場合、ワークフローでレビュー担当者に移動済の調整を再度開いて、自身に戻すことができます。また、クローズ済の調整を再度開いて、自身に対して開くことができます。
    • レビュー担当者である場合、クローズ済の調整を選択し、自身に対して再度開くことができます。再度レビューするか、却下して策定者に戻すことが必要になることもあります。