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Oracle® Hyperion Financial Close Managementユーザーズ・ガイド

E79696-02
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償却取引または増価取引の手動での作成

償却取引または増価取引を手動で作成するには:

  1. 手動による取引の追加の手順に従ってください。
  2. オプション: 償却取引にするか増価取引にするかを指定するには、「償却する」「増価する」を選択するか、デフォルトの「いいえ」のままにします。
  3. 「償却する」または「増価する」を選択した場合は、「取引の詳細」パネルで次のフィールドを入力してください:
    • 元の金額: 償却値または増加値の計算に使用する金額。

    • この期間: ユーザーが選択した方法に基づいて計算されます(後続の「方法」を参照してください)。値は、調整が関連する期間に適用する償却の金額を反映します。

    • 期末金額:

      • 償却金額の場合、期末金額は、調整が関連する期間までを含める全期間の累計償却金額を、元の金額から引いて計算されます。

      • 増価金額の場合、期末金額は0.00から始まり、期間ごとに月次増価金額ずつ増えていきます。

    • 方法:

      次のいずれかを選択します。

      • 定額 - 期間ごとに、取引値が一定金額ずつ減少します。

      • 実際 - 各期間の実際の日数を反映した金額ずつ、取引値が減少(償却の場合)または増加(増価の場合)します。

      • カスタム - 期間ごとに、取引値が一定金額ずつ減少(償却の場合)または増加(増価の場合)します。

        毎月の償却金額および増価金額をカスタマイズできます。デフォルトでは、定額の償却構成で開始されます。そのため、カスタムの方法を選択すると、2つの例外を除き、定額の場合とまったく同じダイアログが表示されます:

        • 基本通貨バケットの場合は、「償却スケジュール」表の「償却」列を編集できます。月次償却金額を編集したり、完全な償却スケジュールをインポートしたりします。

        • 「半月簡便法」チェック・ボックスは表示されません。

    • 半月簡便法: 選択すると、最初と最後の期間に、償却の半月分が反映されます。たとえば、1か月の償却額が$100の場合、最初と最後の月に反映される償却額は$50のみです。その他すべての月では、全額である$100の償却が反映されます

    • 開始期間: 「定額」または「カスタム」の場合 - 最初に償却が行われる月を決定します。

    • 期間数: 償却される期間の数を決定します。

    • 残存期間: 調整(調整期間)、開始期間および期間数に関連する期間に基づいて、自動的に計算される値。

    • 「開始日」および「終了日」: 「実際」の場合 - 償却または増価の範囲を決定します。

  4. 「定額」または「カスタム」の場合: 「償却スケジュール」タブで、「通貨バケット」を選択し、開始、期末および償却の金額を表示します。
  5. 「保存」をクリックします。