ソース・タイプに基づいて、様々なインポート・フォーマットを追加できます:
ソース・タイプ - Enterprise Resource Planning (ERP)
ソースERP
オープン・インタフェース・アダプタ
ファイル
ソース・タイプ - EPM
データの同期用ソースEPM - EPMを選択した場合、登録されているEPMアプリケーションのリストが表示されます。EPMのソースを使用すると、他のEPMアプリケーションをターゲットに設定したり、または使用可能なインタフェース表を持つ登録済Enterprise Resource Planning (ERP)システムにライトバックできます。ライトバックに対する標準のデータ・ロードは、Oracle E-Business SuiteとPeoplesoftについてのみサポートされます。
Enterprise Resource Planning (ERP)システムへのライトバックに対するデータ・ロードのソースEPM
インポート・フォーマットの追加時に、特定のインポート・フォーマット詳細フィールドが使用できるかできないかは、ソースのタイプに基づくことに注意してください。
注意:
Enterprise Resource Planning (ERP)ソース・タイプでは、Enterprise Resource Planning (ERP)ソースまたはファイルを選択できます。Enterprise Resource Planning (ERP)ソースがE-Business SuiteまたはPeoplesoftの場合は、会計エンティティを選択できます。
インポート・フォーマットによって、ソース・システムから抽出されるフィールド(列)と、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionステージング表へのデータの保管方法が決まります。インポート・フォーマットは1つの会計エンティティに対して作成されます。
ただし、同じ勘定体系を持つ複数の会計エンティティからデータをインポートする場合は、代表の会計エンティティを使用して1つのインポート・フォーマットを定義し、それを使用して同じ勘定体系を持つすべての会計エンティティに対しデータをインポートすることができます。
インポート・フォーマットを定義し、ターゲット・ディメンションにソースのセグメントまたはチャートフィールドをマッピングします。インポート・フォーマットを作成すると、次を定義できます:
ソース・システムのセグメントまたはチャートフィールドとディメンションとの間のインポート・フォーマット・マッピングを定義します(メタデータ・ロードおよびデータ・ロード・プロセスで使用されます)。
EPMディメンションとソース・システムのセグメントまたはチャートフィールドとの間のインポート・フォーマット・マッピングを定義します(ライトバック・プロセスで使用されます)。
ソース・アダプタに基づく統合のインポート・フォーマット・マッピング情報を定義および保守します。
データの同期のためのソースとターゲットのEPMディメンション間のインポート・フォーマット・マッピング情報を定義および保守します。
注意:
人事ソース・システムで使用するインポート・マッピングを定義する必要はありません。これは、再構築したPeopleSoft HCMとの統合にのみ適用されます。
インポート・フォーマットは、次の3つのセクションで構成される「インポート・フォーマット」画面で操作します:
インポート・フォーマットの要約 - ソースおよびターゲット・アプリケーションに関連する一般的な情報を表示します。
インポート・フォーマットの詳細 - インポート・フォーマット情報を追加して保持できます。
インポート・フォーマット・マッピング - インポート・フォーマット・マッピング情報を追加して保持できます。
Enterprise Resource Planning (ERP)ソースのインポート・フォーマットを追加するには:
「設定」タブの「統合設定」で、「インポート・フォーマット」を選択します。
「インポート・フォーマット」要約タスク・バーで、「追加を選択します。
「インポート・フォーマット」画面の上部グリッドに、行が追加されます。
「名前」に、インポート・フォーマットのユーザー定義の識別子を入力します。
このインポート・フォーマットにマッピングが作成された後で、このフィールドの値を変更することはできません。
「ソース・タイプ」で「ERP」を選択し、ソースとするERPタイプを選択します。
たとえば、Fusion Financials、「E-Business Suite」またはPeopleSoftを選択できます。
「ターゲット・タイプ」で「EPM」を選択し、ターゲットとする任意のEPMアプリケーションを選択します。
オプション: 「連結文字」で、複数のセグメントをソースに指定する場合に2つのセグメントの連結に使用する文字を指定します。
連結文字を指定して連結メンバーを設定します。
ARM以外のデータ・ロードおよびメタデータ・ロードの場合、アンダースコア文字(_)が2つのセグメントの連結に使用されます。ARMデータ・ロードの場合、「類似」方法を使用するマッピングではアンダースコア文字は使用できません。そのため、ARMマッピングの場合、データ・ロード・マッピングの詳細には別の連結文字を指定します。
「説明」に、インポート・フォーマットの説明を入力します。
「会計エンティティ」で、会計エンティティを選択します。
FusionおよびE-Business Suiteソース・システムの場合、会計エンティティは元帳です。PeopleSoftソース・システムの場合、会計エンティティはビジネス・ユニットです。
ソースからターゲットへのインポート・マッピングを定義します。
インポート・フォーマット・マッピングの定義を参照してください。
1対1のマッピングおよび多対1のマッピングに関する詳細は、インポート・フォーマット・マッピングの定義を参照してください。
ソース・アダプタ(オープン・インタフェース・アダプタ)のインポート・フォーマットを追加するには:
「設定」タブの「統合設定」で、「インポート・フォーマット」を選択します。
「インポート・フォーマット」要約タスク・バーで、「追加を選択します。
「インポート・フォーマット」画面の上部グリッドに、行が追加されます。
「名前」に、インポート・フォーマットのユーザー定義の識別子を入力します。
このインポート・フォーマットにマッピングが作成された後で、このフィールドの値を変更することはできません。
注意:
インポート・ソースがアダプタの場合、インポート・フォーマット名に非ASCII文字を使用します。
「説明」に、インポート・フォーマットの説明を入力します。
「ソース・タイプ」で「ERP」を選択し、ソース・アダプタのソースを選択します。
「ソース・アダプタ」で、ソース・アダプタ名を選択します。
「ターゲット・タイプ」で「EPM」を選択し、ターゲットとする任意のEPMアプリケーションを選択します。
「ドリルURL」に、このインポート・フォーマットの使用時にドリル・スルーに使用するURLを識別するURLを入力します。
ソースからターゲットへのインポート・マッピングを定義します。インポート・フォーマット・マッピングの定義を参照してください。
1対1のマッピングおよび多対1のマッピングに関する詳細は、インポート・フォーマット・マッピングの定義を参照してください。
ファイルベースのデータ・ロード・システムにインポート・フォーマットを追加するには:
「設定」タブの「統合設定」で、「インポート・フォーマット」を選択します。
「インポート・フォーマット」要約タスク・バーで、「追加を選択します。
「インポート・フォーマット」画面の上部グリッドに、行が追加されます。
「名前」に、インポート・フォーマットのユーザー定義の識別子を入力します。
このインポート・フォーマットにマッピングが作成された後で、このフィールドの値を変更することはできません。
「説明」に、インポート・フォーマットの説明を入力します。
「ソース・タイプ」で「ERP」を選択し、ソースに「ファイル」を選択します。
「ファイル・タイプ」でファイルのフォーマットを選択します。
固定
区切り — 個々のデータ値が、データの2つの名前を区切る引用符やカンマなどの区切り文字を使用します。
複数期間 — 複数の期間を含むことができる、区切られたテキストまたはExcelファイル。
ファイル・タイプが区切りタイプである場合は、「ファイル区切り文字」フィールドで区切り文字のタイプを選択します。
使用可能な区切り記号:
カンマ(,)
感嘆符(!)
セミコロン(;)
コロン(:)
縦線(|)
タブ(~)
「ターゲット・タイプ」で「EPM」を選択し、ターゲットとする任意のEPMアプリケーションを選択します。
「ドリルURL」に、ドリルスルーに使用されるURLを入力します。
「ドリルURL」 エディタを表示するには、をクリックします
ドリルURLは、次の値で構成されます:
URL名
URLプロンプト
URL - サーバーおよびポート情報のないURLを入力します。URLには、$
記号で囲まれたTDATASEG
表のパラメータ名および列名が含まれている必要があります。
サーバーおよびポート情報のないURLを入力します。URLには、$
記号で囲まれたTDATASEG
表のパラメータ名および列名が含まれている必要があります。
たとえば、LEDGER_ID=$ATTR1$&GL_PERIOD=$ATTR2$
を入力します。
前述の例では、ATTR1
の値はLEDGER_ID
パラメータの値として渡され、ATTR2
はGL_PERIOD
パラメータの値として渡されます。パラメータは&
記号で区切られることに注意してください。
場合によっては、インポート・フォーマットに定義されているソース・マッピングに基づいて、FDMEEステージング表の列名を参照することがあります。その場合、ソース列名をURLのパラメータとして指定します。こうすることで、URLが解析されるときに、ソース列名をTDATASEG
の関連する列に変換するようにシステムに指示します。URLのパラメータの値としてインポート・フォーマットのソース列を指定するには、値の両側を$$
で囲みます。
たとえば、COMPANY_CODE=$$RBUKRS$
のように入力します。
前述の例では、COMPANY_CODE
パラメータの値は、インポート・フォーマットを使用して指定されています。RBUKRS
がENTITY
ディメンションにマップされた場合、ENTITY
列の値はパラメータとして渡されます。
ドリルURLのフォーマットでクライアントとサーバー間のrequest-responseを指定するには、次のいずれかを入力します:
Get - フォーム・データはURLにエンコードされます。たとえば、GET@http://www.oracle.com/
と指定します。方法が指定されない場合、GETがrequest-responseとみなされます。
Post - メッセージ本文にフォーム・データが表示されます。たとえば、POST@http://www.oracle.com/
と指定します。
注意:
ドリルスルーには、JavaScriptの指定も使用できます。JavaScriptを使用したドリル・スルーを参照してください。
「保存」をクリックします。
ファイルベース・マッピングのインポート・フォーマットを定義するには、ファイルベース・マッピングのインポート・フォーマットの定義を参照してください。