ワークフロー・グリッドを使用すると、ユーザーはOracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionでデータの処理を開始から終了まで実行できます。「ワークフロー」グリッド項目は、FDMEEワークスペース表示にヘッダーとして表示され、ワークフロー・ステップに対応しています。これらのステップは、インポート(ソースからのデータ・ロード)、検証(すべてのメンバーが有効なアカウントにマッピングされていることの確認)、エクスポート(マッピングされたメンバーのターゲット・アプリケーションへのロード)および確認(ユーザー定義の確認ルールを使用してデータを処理することによりデータの精度を確認)から構成されます。
各ワークフロー・ステップおよびそれにより行われる処理を次に示します:
インポート - インポート・アクションを開始します。
検証 - (現在のPOVに対してインポート・プロセスが実行されていない場合でも)検証アクションを開始しますが、データを検証しません。
エクスポート - (現在のPOVでデータが検証されていない場合でも)エクスポート・アクションを開始しますが、エクスポート・プロセスを開始しません
確認 - 現在のPOVの確認レポートを表示します(現在のPOVの確認レポート・データがない場合は、空白のページが表示されます)。
FDMEEでは、魚のアイコンを使用して各ステップのステータスを示します。ワークフロー・ステップが正常に完了すると、魚がオレンジ色になります。ステップが失敗した場合、魚はグレーになります。
注意:
%EPM_ORACLE_HOME%\epmstatic\aif\images\general
フォルダのProcessSucceededアイコンとProcessFailedアイコンを置換して、"成功したプロセス"と"失敗したプロセス"を示すアイコンをカスタマイズできます。