メタデータ・マネージャのビューの使用方法

メタデータ・ファイルの編集および作成には、メタデータ・マネージャを使用します。メタデータには、ディメンションのメンバー属性や通貨に関する情報が含まれています。たとえば、メタデータ・マネージャを使用して、勘定科目をアプリケーションに追加できます。

注意:

メタデータ・マネージャを使用できるのは、Financial ManagementのWindowsクライアントのみです。

メタデータ・マネージャでは、Extensible Markup Language(XML)およびAPPのファイル形式でファイルを開くことができます。メタデータ・マネージャを使用して、XMLまたはAPPファイルの作成や、Financial Managementアプリケーションから抽出したXMLまたはAPPファイルの編集ができます。メタデータ・マネージャで作成したメタデータ・ファイルは、Little Endianバイト・オーダーによって自動的にUnicodeフォーマットにエンコードされます。メタデータ・ファイルの作成または編集が終了したら、ファイルに含まれているメタデータをアプリケーションにロードできます。

メタデータをアプリケーションで直接編集することはできません。メタデータ・マネージャでメタデータを変更すると、変更されるのはファイルのみで、アプリケーションのメタデータは変更されません。ファイルのメタデータを抽出して変更したら、変更が有効になるようにアプリケーションにメタデータ・ファイルを再ロードする必要があります。

表18に、メタデータ・マネージャのビューを示します。

表18. メタデータ・マネージャのビュー

タブ

説明

ツリー・ビュー

階層ビューを使用して、メンバーを追加または変更します。

注意:

AppSettings、ConsolMethodおよびCurrenciesでは、リスト・ビューを使用する必要があります。

リスト・ビュー

フラット・リスト・フォーマットを使用して、メンバーを追加または変更します。

ファイルのプロパティ

メタデータ・レポートを作成するために使用します。

大半のメタデータでは、ツリー・ビューまたはリスト・ビューでメンバーを追加したり、変更したりできます。

注意:

AppSettings、ConsolMethodsおよびCurrenciesのメタデータでは、リスト・ビューを使用する必要があります。

ツリー・ビューでは、階層ビューのメンバーを追加または変更できます。各メンバーは、メンバーの子または兄弟として追加します。各メンバーの属性は、「メンバー属性」タブで入力します。データを変更するには、メンバーを選択し、メンバーまたはその属性を変更します。ツリー・ビューでのタスクを参照してください。

リスト・ビューでは、フラット・リストのメンバーおよびメンバー属性を追加および変更します。階層のメンバーを並べ替えるには、ツリー・ビューに切り替えて、メンバーを階層にドラッグします。リスト・ビューでのタスクを参照してください。

注意:

ツリー・ビューに加えられた変更はリスト・ビューに適用され、リスト・ビューに加えられた変更はツリー・ビューに適用されます。