GetHeading

GetHeadingは、指定したグリッドのテキスト見出しを取得するテキスト関数です。

構文:

<<GetHeading("GridName", Page, Reference, Offset)>>

<<GetHeading("GridName", Page, Reference, "Delimiter")>>

引数

説明

GridName

抽出する見出しを含むグリッドの名前。Currentキーワードを使用することもできます。

Reference

取得する見出しの表示時の参照。Currentキーワードを使用することもできます。行、列、セルの参照引数を参照してください。

Offset

複数のディメンションのある行見出しまたは列見出しで、ディメンションを表す数値。

数値オフセットは、1つのディメンション見出しを戻します。たとえば、3つのディメンションのある行見出しで、1を指定すると(左から右の順序で)最初のディメンション、2を指定すると2番目のディメンション、3を指定すると3番目のディメンションが戻されます。

"Delimiter"

行または列のすべての見出しを区切る引用符で囲まれた文字列。区切り記号を使用すると、指定した区切り記号で区切られた参照内のすべての見出しが取得できます。

例:

GetHeadingを使用して、次の列見出しと行見出しを戻します。

  
A(A)
A(B)
A(C)
  
Actual
Actual
Actual
  
Jan
Feb
Mar
1(1)
Georgia
112
67
73
1(2)
East
5,864
3,322
3,789
1(3)
Market
15,904
9,277
10,640

次の構文を使用して前のサンプル・グリッドのデータを戻します。

GetHeading例

戻される値

GetHeading(“Grid1”,1,A,2)

Jan

GetHeading(“Grid1”,1,A(B),2)

Feb

GetHeading(“Grid1”,1,A(C),”-”)

Actual - Mar

GetHeading(“Grid1”,1,1,1)

Georgia

GetHeading(“Grid1”,1,1(2),1)

東部

GetHeading(“Grid1”,1,1(2),2

<error> (無効な参照です。)

GetHeading(“Grid1”,1,1(3),”-”)

Market

注:

GetHeadingは、テキスト・ボックス・オブジェクト、ヘッダー、フッターなどではなくグリッド・セル内で使用された場合は、Currentキーワードのみをサポートします。テキスト関数でのCurrent/Curキーワードの使用を参照してください。