「チャートのフォーマット」ダイアログ・ボックスの使用方法

「チャートのプロパティ」シートの「チャートのフォーマット」ボタンをクリックして、チャートのフォーマットを変更します。「チャートのフォーマット」に表示されるタブは、「チャートのプロパティ」プロパティ・シートで選択したチャートのタイプに応じて異なります。たとえば、円グラフを選択した場合、ダイアログ・ボックスに「円グラフのオプション」タブが表示されますが、「棒グラフのオプション」タブは表示されません。

注:

使用するチャートのタイプによって、「チャートのフォーマット」ダイアログ・ボックスで選択できるオプションが異なります。

表5. 「チャートのフォーマット」ダイアログ・ボックスのタブ

タブ

説明

表示形式

「表示形式」タブを使用して、すべてのチャート・タイプのチャートのタイトル、チャートの枠線、フォント、グリッド線、グリッド線のスタイル、グリッド線の色、グリッドの背景色を指定します。チャート・グリッドの奥行きも指定できます。「表示形式」タブでは、チャートのプレビューも表示できます。

凡例

「凡例」タブを使用して、すべてのチャート・タイプの凡例プロパティを指定します。チャート上での凡例の位置を指定し、凡例のタイトルを定義できます。凡例タイトルのフォント、フォント・スタイル、フォント・サイズおよびテキストの効果を設定できます。「繰返しのラベルを抑制」のデフォルト設定は使用不可ですが、使用可能にしてグリッドの設定を継承できます。詳細は、チャート凡例のタイトルの定義を参照してください。

「軸」タブを使用して、軸のプロパティ(メタデータ、プライマリ軸、セカンダリ軸のタイトルおよび軸ラベル)を指定します。プライマリおよびセカンダリ軸ラベルを指定して、両方のフォント・オプションを指定できます。値のデフォルトまたはカスタム範囲を使用して、プライマリおよびセカンダリ軸のデータ・ラベルも指定できます。フォント・オプション(フォント、フォント・スタイル、フォント・サイズおよびテキストの効果)も指定できます。

注:

複合チャートで作業する場合は、セカンダリ軸のタイトル・ラベルを設定できます。これらのタイトルとラベルには、パーセンテージを表す0から100までの値が表示されます。複合チャートで作業する場合は、値のデフォルトまたはカスタム範囲を使用して、セカンダリ軸のデータ・ラベルを表示できます。

メタデータ・ラベルを表示して、ラベルの表示のフォントの角度を指定できます。メタデータ・ラベルのその他のフォント・オプションも変更できます。詳細は、チャートの軸のタイトルの定義を参照してください。

注:

円グラフを除くすべてのチャート・タイプの軸プロパティを定義できます。

要素のスタイル

「要素のスタイル」タブを使用して、チャート・タイプに応じてデータ・セットの棒グラフと円グラフの塗りつぶし、線スタイル、ライン・マーカーのスタイル、マーカー・サイズ、および線の幅を指定します。たとえば、円の塗りつぶしは円グラフでのみ指定できます。データ・セットを選択して、そのデータ・セットに適用するパターン、スタイル、色および形状を指定できます。

折れ線グラフのオプション

折れ線グラフをフォーマットする場合は、「折れ線グラフのオプション」タブのオプションを使用して、線のタイプ(行、パーセント、または上下に重ねるラベル表示)を指定します。点の値を表示し、チャートに表示される値のフォント・オプションを設定することもできます。「折れ線グラフのオプション」では、フォーマットを変更する際に折れ線グラフのプレビューを表示できます。

棒グラフのオプション

棒グラフをフォーマットする場合は、「棒グラフのオプション」タブを使用して、棒グラフの棒のタイプ(グループまたはスタック)および向き(垂直または水平)を指定します。グラフの棒の幅(0から100)を指定できます。棒の枠線のスタイルおよび幅(0から20)を選択できます。点の値を表示して、グラフに表示されるデータ値のフォント・オプションを設定できます。「棒グラフのオプション」タブでは、フォーマットを変更する際に棒グラフのプレビューを表示できます。

折れ線グラフと棒グラフのオプション

複合チャートをフォーマットする場合は、「チャートのフォーマット」ダイアログ・ボックスに「折れ線グラフのオプション」と「棒グラフのオプション」タブが表示されます。これらのタブの詳細は、この表の「折れ線グラフのオプション」タブおよび「棒グラフのオプション」タブの説明を参照してください。

注:

複合チャートをフォーマットする場合は、「チャートのプロパティ」シートには、折れ線グラフ用と棒グラフ用のデータの範囲を選択するオプションが表示されます。

円グラフのオプション

円グラフのフォーマット・オプションを指定するには、「円グラフのオプション」を使用します。円グラフの角度の変更、区切り距離の指定(円グラフの最初のスライスにのみ適用されます)および円グラフに表示するスライス値の選択(パーセント、データまたはラベル)を行うことができます。これらの値のフォント・オプションもフォーマットできます。スライス値の位置(外側または内側)を指定できます。スライスの実線の枠線のスタイルおよびスライスの枠線の幅(0から20)を指定できます。「円グラフのオプション」タブでは、フォーマットを変更する際に円グラフのプレビューを表示できます。