行と列のテンプレートは、1つのグリッドの行と列に基づいて作成します。テンプレートに含める行と列を検討するときは、今後使用するのに適したメンバー、式およびフォーマットを含んでいる行と列を選択します。その後、行と列のテンプレートをインポートして、他のグリッドで使用できます。
「ファイル」、「オブジェクトの保存」の順に選択して、オブジェクトをリポジトリに保存します。
「オブジェクトの保存」ダイアログ・ボックスが表示されます。または、選択した行または列で右クリックして、行および列テンプレートとして保存を選択します。
オプション: 行と列のテンプレートを現在のグリッドでリンク・オブジェクトとして保存するには、「ソース・オブジェクトにリンク」を選択します。現在のグリッドへのリンクを含めずに行と列のテンプレートをグリッドに保存するには、「ソース・オブジェクトにリンク」の選択を解除します。
「保存」をクリックしてグリッドに戻ります。行と列のテンプレートを、リンク・オブジェクトとして保存する場合は、次のいずれかの操作を行います:
空白のデータ行またはデータ列をグリッドに挿入し、行や列のテンプレートから除外する
テンプレートから行または列の1つを選択解除する
注意: | グリッドには、リンクされた行と列のテンプレートに割り当てられていない行または列が少なくとも1つ含まれている必要があります。 |
「保存」をクリックします。行と列のテンプレートが検証され、サポートされていないプロパティがないかどうか確認されます。行と列のテンプレートのコンテンツによって、次のダイアログ・ボックスが1つ以上表示される場合があります。
行と列のテンプレートに、外部参照(テンプレート用に選択した行や列以外のセルへの参照など)を含む式がある場合は、行と列のテンプレートを保存する前に、その式を変更するよう促すメッセージが表示されます。
セルの式は破棄できるので、このようなセルの式を含む行と列のテンプレートも保存できます。詳細は、「手順9.c」を参照してください。 |
行と列のテンプレートにセカンダリ・データベース接続が指定されている場合は、引き続きテンプレートを保存するように促すダイアログ・ボックスが表示されます。テンプレートを保存すると、行と列のテンプレートに指定したセカンダリ・データベース接続は破棄されます。行と列のテンプレートには、プライマリ・データベース接続が使用されます。
サポートされていないプロパティが見つかると、テンプレートを保存する前に、破棄されるプロパティのリストが「情報」ダイアログ・ボックスに表示されます。たとえば、行と列のテンプレートにセルの式が含まれている場合、式を含めずにテンプレートを保存するか、またはテンプレートを保存しないかを選択できます。
抑制、行の高さおよび改ページのダイアログ・ボックスを使用して、行の設定を保存、継承または破棄するオプションを選択します。これらの選択には、次の定義が適用されます。