式を入力できるセル、行または列を選択して、独自の式を適用できます。
たとえば、前述のカスタム式は、セルA,2の値とセルB,2の値を加算します。
ヒント: | 式を作成するときは、次のことに注意してください。 |
可能なかぎり、セルの式ではなく行や列の式を使用します。
可能なかぎり、関数ではなく参照プロパティを使用します。行、列またはセルの参照は、それに関連付けられたプロパティを持つことができます。たとえば、行参照[1:5].sumでは、Sum関数Sum([1:5])と同じ結果が生成されます。しかし、最初の式は参照プロパティとして使用されるので、より迅速に実行されます。
可能なかぎり、軸の相互参照ではなく、セル参照を使用するようにします。
必要な場合にのみカッコを使用します。カッコを間違って使用すると、計算エンジンの評価ルーチンで、不必要な評価が繰り返されることがあります。
式バーを使用して式を作成するには:
レポートを開くか、作成します。
グリッドを挿入します。
式の行または式の列を挿入し、式のセルを選択します。また、式を選択して、列全体または行全体に式を適用することもできます。
注: | 行または列の式内で式のセルを使用する場合は、行および列だけではなく、セル(交差)を正確に参照する必要があります。 |
次のいずれかの方法で、セルの式を作成します。
式バーのチェックマーク・アイコン
をクリックし、式を検証します。