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Oracle® Hyperion Financial Reporting Web Studioユーザーズ・ガイド

E79688-03
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詳細な条件付き抑制の定義

詳細な条件付き抑制を使用して、特定の属性または値に基いてグリッド内の行または列を抑制します。条件付き抑制は、単純にすることも、複雑にすることもできます。また、最大7つの条件を含めることができます。詳細な条件付き抑制は、抑制の「基本」オプションと組み合せて使用できます。基本的な条件付き抑制の定義を参照してください。

条件の定義時に、Not演算子を使用すると条件に一致しない(falseを戻す)行または列を抑制できます。また、他の条件と区別するには、カッコで囲みます。条件付き抑制は、データ値または式の値に基いて実行される場合もあります。

データを抑制するには:

  1. グリッドで、抑制する行または列を選択するか、グリッド全体を選択します。
  2. 「プロパティ」「抑制」で、「詳細設定オプション」を選択して「設定」ボタンをクリックします。
  3. 「条件付き抑制」ダイアログ・ボックスで、抑制する対象を定義します。
    1. 「行/列を抑制する条件」で、ドロップダウンからプロパティ値を選択します。
    2. 選択したプロパティ値によって、参照値を入力できます。

      たとえば、「世代」を選択すると、ドロップダウンをクリックして参照値の「期間」「バージョン」「勘定科目」「エンティティ」「製品」「年」「HSP_View」または「シナリオ」を選択できます。「セルの値」を選択すると、"A, 1"が自動入力されます。この値は必要に応じて変更できます。

    3. 比較演算子を選択します。
      • = (等しい)

      • < > (次より小さい、または次より大きい)

      • > (次より大きい)

      • > (次より大きい)

      • > = (次と等しいか大きい)

      • < = (次と等しいか小さい)

      • 等しい (次と等しい)

      • 等しくない (次と等しくない)

      • 次で始まる

      • 次で終わる

      • 次を含む

      • が次である

    4. 比較オプションを選択します。
      • - "A, 3"などセルの位置を戻します。

      • セル値 - A, 3などセルの位置を戻します。

      • 行値 - 行の番号を戻します。

      • 列値 - 列の文字を戻します。

      • ゼロ - 条件にゼロ値を割り当てます。

      • データなし/#MISSING - 選択に対するデータ値がないことを示します。

      • エラー - エラーとして条件を割り当てます。

      • 文字列 - 条件の文字列を定義します。

      • 0、1、2 - 選択されたディメンションのレベル数または世代数を示します。

      注意: 選択したプロパティ値によって、ドロップダウン・リストに表示されるオプションが異なります。

    5. 選択した比較オプションによって、参照値を入力できます。値を入力することも、必要に応じてドロップダウンをクリックして値を変更することもできます。

      値を入力することも、必要に応じてドロップダウンをクリックして値を変更することもできます。たとえば、「セル値」を選択した場合、"A, 1"と参照値が自動的に移入されます。ここでは、この値のままにしておくことも、新しい値を入力することもできます。「世代」を選択すると、「期間」と参照値が自動的に移入されます。ここでは、この値のままにしておくことも、ドロップダウンをクリックして新しい値を選択することもできます。

  4. オプション。「オプション」領域で、次のいずれかの論理オプションを条件に追加できます。
    • NOTを使用 - 条件が満たされない場合にのみ抑制されます。

    • カッコを使用 - 条件の優先度または考慮順を定義し、意図したとおりに一連の条件を指定します。

  5. オプション。さらに条件を追加するには、「条件2の追加」ボタンをクリックします。

    条件は、最大7つまで追加できます。

    条件をさらに追加する場合、条件と次の条件を結合するには「And」を選択し、区別するには「Or」を選択します。

  6. 「OK」をクリックしてグリッドに戻ります。

「条件付き抑制」ダイアログ・ボックスの抑制オプションの上部に次のラベルのいずれかが表示されます。

  • 基本オプション: なし - 基本オプションは、「詳細設定」オプションと併用するように選択されていません。

  • ゼロの場合は非表示または - 値がゼロの場合に「詳細設定」オプションと併用されます。

  • ゼロまたは見つからない場合は非表示または - 値がゼロの場合または欠落の場合に「詳細設定」オプションと併用されます。

  • ゼロまたはエラーの場合は非表示または - 値がゼロの場合またはエラーの場合に「詳細設定」オプションと併用されます。

  • ゼロ、見つからないまたはエラーの場合は非表示または - 値がゼロの場合、欠落の場合またはエラーの場合に「詳細設定」オプションと併用されます。

  • 見つからない場合は非表示または - 値が欠落の場合に「詳細設定」オプションと併用されます。

  • 見つからないまたはエラーの場合は非表示または - 値が欠落の場合またはエラーの場合に「詳細設定」オプションと併用されます。

  • エラーの場合は非表示または - 値がエラーの場合に「詳細設定」オプションと併用されます。