Performance Management ArchitectPlanningアプリケーションの作成およびデプロイ

注意:

クラシックPlanningを使用している場合、この項はスキップしてください。

Performance Management ArchitectPlanningアプリケーションは、アプリケーション・ライブラリから作成されます。

各Performance Management ArchitectPlanningアプリケーションには、一意のデータ・ソースが必要です。データ・ソースは、Planningアプリケーション・データベースおよびEssbaseサーバーの接続情報から構成されます。Planningアプリケーション・データベースは1つのPlanningアプリケーションからの情報しか保管できないため、各データ・ソースには一意のデータベースが必要です。多くのデータ・ソースが、1つのEssbaseサーバーをポイントできます。Planningのデータ・ソースの作成を参照してください。

注意:

Performance Management ArchitectPlanningアプリケーションの作成プロセスでは、アプリケーションをデプロイする前にデータ・ソースを作成できます。ただし、アプリケーションの作成の最初の手順としてデータ・ソースを作成することをお薦めします。

デプロイしたアプリケーションは、アプリケーション・ライブラリの一部となります。また、Planningアプリケーションは、Shared Services ConsoleおよびAdministration Servicesコンソール内にもリストされます。

アプリケーションを作成するには:

  1. EPM WorkspaceへのアクセスEPM Workspaceへのアクセスを参照してください。

  2. 「ナビゲート」「管理者」「アプリケーション・ライブラリ」の順に選択します。

  3. 「ファイル」「新規」「アプリケーション」の順に選択します

  4. 「名前」に、アプリケーション名(最大8文字)を入力します。アプリケーション名には、特殊文字(スペース、アスタリスクなど)を含めないでください。

  5. 「タイプ」で、Planningを選択します。

    注意:

    ディメンション・ライブラリからディメンションをドラッグできる、空のアプリケーションを作成できます。空のアプリケーションを作成するには、「ブランク・アプリケーションの作成」を選択して、「終了」をクリックします。

  6. オプション:「Planning」領域で情報を入力または選択します。

    1. 複数の通貨を使用する場合は、「複数通貨の使用」を選択します。

    2. EssbaseにOracle Hyperion Workforce Planningのデータ・キューブを作成するには、「Workforce」を選択します。

    3. EssbaseにOracle Hyperion Capital Asset Planningのデータ・キューブを作成するには、Capital Assetを選択して名前を入力します。

  7. 「カレンダ」領域で、次のアクションを実行します:

    1. 「新規ローカル期間ディメンションの作成」を選択して、期間名を入力します。

    2. 「新規ローカル年ディメンションの作成」を選択して、情報を入力します:

      • 年名

      • 会計開始年

      • 合計年数

  8. 「次へ」をクリックします。

  9. 「ディメンションの選択」で、アプリケーションのディメンションを選択します。必須のデフォルト・ディメンション(エンティティ、バージョン、シナリオ、勘定科目、年、期間、別名、通貨)およびカスタム・ディメンション(必要な場合)をローカル・ディメンションとして作成する必要があります。必須のディメンションは太字で示されます。

    1. 「ディメンション」列をクリックし、「新規ディメンションの作成」を選択します。

    2. ディメンション名を入力します。

    3. 「OK」をクリックします。

  10. 「次へ」をクリックし、作成したディメンションに値を設定します。

    カスタム・ディメンションに対するセキュリティ・アクセスは、ディメンションとメンバーにセキュリティを適用した後にのみ定義可能になります。

    カスタム・ディメンションにセキュリティを適用するには:

    1. 「アプリケーション設定」で、アプリケーションを表すノードを展開します。

    2. セキュリティの適用プロパティを定義するカスタム・ディメンションを選択します。

    3. 「プロパティ」で、「セキュリティの適用」を選択します。

  11. 「検証」をクリックします。報告されたエラーを修正します。ライブラリ・ジョブ・コンソールで詳細な検証情報を確認できます。ライブラリ・ジョブ・コンソールを開くには、「ナビゲート」「管理」「ライブラリ・ジョブ・コンソール」の順に選択します。

  12. 「終了」をクリックします。

    ディメンション・ライブラリから、アプリケーション・ディメンションのメンバーを追加できます。この段階で、アプリケーションのアイコンがアプリケーション・ライブラリに表示されます。

  13. ディメンション・メンバーを作成します。ディメンション・メンバーは、アクセス制御を定義できる最上位レベルです。ディメンション・メンバーを作成するには:

    注意:

    アプリケーションのディメンションは、アクセスを許可するユーザーおよびグループを定義することにより保護できます。アクセス制御は、セキュア・ディメンション(通貨、期間および年以外のデフォルト・ディメンション)のメンバーに対してディメンション・ライブラリから定義できます。

    1. メンバーを定義するアプリケーション・ディメンションを右クリックします。

    2. 「メンバーの作成」、次に「子として」を選択します。

      注意:

      既存のディメンション・メンバーを選択した場合、現在のメンバーの子または兄弟としてメンバーを作成できます。

    3. 「新規メンバー」ダイアログ・ボックスに、メンバーの名前を入力します。

    4. 「OK」をクリックします。

  14. オプション: プラン・タイプ・パフォーマンス設定を指定します。プラン・タイプ・パフォーマンス設定を指定するには:

    1. アプリケーションを右クリックします。

    2. 「パフォーマンス設定」を選択します。

    3. 「プラン・タイプ・パフォーマンス設定」ウィンドウで、プラン・タイプ(プラン1、プラン2、プラン3など)を選択します。

    4. ディメンションのパフォーマンス設定を変更するには、「密度」列をダブルクリックします。

    5. 設定を選択します(「密」または「疎」)。

  15. アプリケーションをデプロイします:

    1. アプリケーション・ライブラリで、Planningアプリケーションを右クリックします。

    2. 「デプロイ」、次に「アプリケーション」を選択します。

      Performance Management Architectにより、アプリケーションが検証されます。エラーが見つからなかった場合、「デプロイ」ウィンドウが開きます。

    3. 必要な情報を入力または選択します。説明が必要な場合は、オンライン・ヘルプを参照してください。

      注意:

      アプリケーションのデータ・ソースを選択する必要があります。クラシックPlanningを使用してデータ・ソースを作成する手順については、Planningのデータ・ソースの作成を参照してください。「データ・ソース」ドロップダウン・リストの横にある「データ・ソースの作成」ボタンをクリックして、データ・ソースを作成することもできます。

      「Shared Servicesプロジェクト」リストから適切なアプリケーション・グループが選択されていることを確認します。

    4. 「デプロイ」をクリックします。

      デプロイメント・プロセスが終了するまで、時間がかかる場合があります。デプロイメント・プロセスの進捗状況や報告されたエラーの追跡に使用できるデプロイメント・ジョブIDが、Performance Management Architectにより表示されます。