セキュリティ・クラスにより、Financial Managementアプリケーションに対してユーザーが持つアクセス権が決まります。セキュリティ・クラスは、勘定科目やエンティティなどのアプリケーション要素に割り当てます。ユーザーまたはグループがアプリケーション要素にアクセスできるかどうかは、ユーザーまたはグループにアクセス権が付与されるセキュリティ・クラスによって異なります。
仕訳、データ・フォームおよびデータ・グリッドへのアクセスは、各アーティファクトに割り当てられたセキュリティ・クラスによって制御されます。アーティファクトに割り当てられたセキュリティ・クラスをプロビジョニングされたユーザーおよびグループは、Financial Managementアプリケーション内のアーティファクトにアクセスできます。
Shared Services管理者、またはアクセス制御を定義するFinancial Managementアプリケーションのアプリケーション管理者として、Shared Services Consoleにアクセスします。Shared Servicesへのアクセスを参照してください。
「アプリケーション」で、各ユーザーまたはグループが持つアクセス権を各セキュリティ・クラスに設定します。デフォルトでは、新しくプロビジョニングされたアプリケーション・ユーザーおよびグループにはアクセス権が付与されません。説明が必要な場合は、オンライン・ヘルプを参照してください。
1つのユーザーまたはグループのセキュリティ・クラスのすべてのアクセス割当てを変更するには、そのユーザーまたはグループの名前を右クリックしてアクセス・レベルを選択します。
多くのユーザーおよびグループのセキュリティ・クラスのアクセス割当てレベルをすべて同じに設定するには、[Ctrl]キーを押しながらそのユーザーまたはグループの名前を右クリックしてアクセス・レベルを選択します。
1つのセキュリティ・クラスのアクセス・レベルを変更するには、アクセス・レベルのリストが含まれるセルを右クリックしてレベルを選択します。
表 8に、使用可能なアクセス・レベルを示します。
オプション: 「アクション」を選択して「セキュリティ・レポート」を選択すると、セキュリティ・レポートを生成して、プロビジョニングされたユーザーおよびグループにセキュリティ・クラスが適切に割り当てられているかどうかを確認できます。