プロパティ配列セクション

このセクションを使用して、ディメンションのメンバーに対して複数値および単一値プロパティを定義できます。

製品固有のメンバー・レベル・プロパティについては、Financial Managementディメンションの操作、Planningディメンションの操作、ディメンションとメンバー・プロパティ、およびEssbaseプロパティの操作を参照してください。

注意:

このセクションはオプションです。

構文

!PropertyArray=Dimension_Name

'Property;Name;Key;Value;

パラメータ

説明

Dimension_Name

メンバーが定義されているディメンションの名前。

Property

変更されるプロパティの名前。これは必須列です。

Name

プロパティが変更されるメンバーの名前。これは必須列です。

Key

プロパティが次の値の場合:

UDA - UDA値。UDA値を消去するには、このフィールドを空白のままにし、プロファイル内のUDAの「インポートの前に消去」オプションを有効にします。

別名 - 別名の表名または説明の名前。

その他 - 常に空白にしておく必要があります。

Value

プロパティが次の値の場合:

UDA - 常に空白にしておく必要があります。

別名 - 「キー」で指定した値に対応する別名または説明。このメンバーの別名値とキーを消去するには、このフィールドを空白のままにし、インポート・プロファイル内の別名に「インポートの前に消去」オプションを指定します。

その他 - プロパティ値。

例

Aliasプロパティ値の定義

!PropertyArray=Currency
'Property;Name;Key;Value
Alias;EURO;English;European Euro
Alias;EURO;French;
Alias;EURO;German;
Alias;EURO;Italian;
Alias;EURO;Japanese;
Alias;GBR;English;Great Britain Pounds
Alias;GBR;French;
Alias;GBR;German;
Alias;GBR;Italian;
Alias;GBR;Japanese;
Alias;USD;English;United Stated Dollars
Alias;USD;French;
Alias;USD;German;
Alias;USD;Italian;
Alias;USD;Japanese;

別名値の削除(値は空白のまま)

!PropertyArray=Currency
'Property;Name;Key;Value
Alias;EURO;English;

メンバーの別名値をすべて削除(キーと値は空白のまま)

!PropertyArray=Currency
'Property;Name;Key;Value
Alias;EURO;;

UDAプロパティ値の定義

!PropertyArray=Account
'Property;Name;Key;Value
UDA;ExchangeRates;UDA1;
UDA;ExchangeRates;UDA2;

UDA;Plug;UDA1;
UDA;Plug;UDA2;

メンバーのUDA値をすべて削除(キーと値は空白のまま)

!PropertyArray=Account
'Property;Name;Key;Value
UDA;ExchangeRates;;

単一プロパティ値の定義

!PropertyArray=Account
'Property|Name|Key|Value
ACCOUNTTYPE|MemberRev||Revenue
ACCOUNTTYPE|MemberExp||Expense

Performance Management Architectはディメンション・インポートの単一値メンバー・プロパティをサポートします。これにより、フラット・ファイル!PropertyArrayセクションまたはプロパティ配列インタフェース表にキーを入力せずに、メンバー、プロパティおよび値を入力でき、配列プロパティとは対照的に単一値メンバー・プロパティ割当てとして処理されます。インタフェース表では、データは次のようになります:

ロードIDプロパティ名前キー値
1ACCOUNTTYPEMemberRev 収益
2ACCOUNTTYPEMemberExp 支出

フラット・ファイルで、!PropertyArrayセクションは次のようになります: 

!PropertyArray=Account
'Property|Name|Key|Value
ACCOUNTTYPE|MemberRev||Revenue
ACCOUNTTYPE|MemberExp||Expense

この利点は、ACCOUNTTYPEプロパティが現在インポートされたデータの一部でなかった場合に割当てを開始するとき、ACCOUNTTYPE列をHS_*MemberまたはHS_*Hierarchy表に追加する必要がないという点にあります。フラット・ファイルのインポートでは、ACCOUNTTYPE列を生成された!Membersおよび!Hierarchiesセクションに追加する必要がありません。