スマート・リストはカスタムのドロップ・ダウン・リストで、Planningアプリケーションのデータ・フォームのセルからアクセスできます。データ・フォームのセルをクリックすると、データを入力するかわりにドロップ・ダウン・リストからアイテムを選択できます。スマート・リストを含むセルには入力できません。スマート・リストは、セルでは下矢印として表示され、そのセルをクリックすると展開されます。
たとえば、「理由」というドロップ・ダウンのスマート・リストを作成し、「研究」、「顧客の意見」および「展開」という選択項目を提供できます。ユーザーが「理由」スマート・リストと関連付けられている「理由」という「勘定科目」をクリックするときに下矢印をクリックすると、ドロップ・ダウン・リストが展開されて「研究」、「顧客の意見」および「展開」という選択項目が表示されます。そのセルの値として、スマート・リストのオプションを選択します。
管理者はディメンション・ライブラリを使用してスマート・リストのディメンションおよびメンバーを作成し、プロパティを割り当てます。スマート・リストの作成および管理のために、次のような作業を実行します:
ディメンション・タイプとして選択されたスマート・リストを使用して、新規ディメンションを作成します。
そのディメンションにメンバーを作成します。(メンバーは、ドロップ・ダウン、データ・フォーム、またはグリッドに表示されるアイテムです。)
スマート・リストのディメンションおよびメンバーにプロパティを割り当てます。スマート・リストおよびスマート・リストのメンバーにラベルを割り当てます。
オプション:
データ・フォームに対してスマート・リストを使用可能にします。『Oracle Hyperion Planning管理者ガイド』を参照してください。
メンバー式およびビジネス・ルールで、スマート・リストの値を使用します。
スマート・リストが関連付けられた#Missingセルが、データ・フォームおよびドロップ・ダウン・リストにどのように表示されるかを設定します。
スマート・リストのディメンションは、メンバーのディメンションと関連付ける必要はありません。スマート・リストはデフォルトのメンバー・プロパティです。スマート・リストとメンバーの関連付けを除去するには、Smart Listプロパティをダブルクリックしてスマート・リスト名を削除します。メンバーからスマート・リストを除去するには、Smart Listプロパティ・フィールドを右クリックして値を除去します。