数式の操作

メンバー式は、データベースがリフレッシュされるときに検証されEssbaseコード・ブロック内に展開されるEssbaseネイティブの式および数式をサポートします。これらの式では、スマート・リストを名前で指定し、それを計算中に数値によって置換できます。

定義済の数式をメンバー式に含められ、メモ・エディタの「検証」ボタンを使用してアプリケーションのデプロイ後にそれをテストできます。また、OracleのHyperion Application LinkまたはShared Servicesを使用して、それらをロードできます。

ディメンションのアウトラインに依存するすべてのビジネス・ルールおよび計算スクリプトを更新しなくても、アウトラインを更新できます。計算はアウトライン内で特定数よりさらに孤立します。数式を使用しても、データベースのリフレッシュ時にのみ実行されるので、パフォーマンスが低下することはありません。

メンバー式で数式を使用するには:

  1. 式を追加または変更するディメンション・メンバーを選択します。

  2. 「メンバー式」をダブルクリックして、省略記号ボタン をクリックします。

  3. 「メモ・エディタ」ダイアログ・ボックスで、メンバーに対する式を定義します。

    メンバー式には数式およびEssbaseネイティブの式を含めることができます。Essbaseネイティブ式における構文、ルールおよび使用方法については、Oracle Essbaseデータベース管理者ガイドを参照してください。

    Planningは、メンバー式で使用できる事前定義の数式を提供します。独自の数式を編集したり作成することはできません。数式を参照してください。

  4. 「OK」をクリックします。