ステージの追加

ステージは、通常1人の個人が実行するタスクフロー内の手順を説明します。各ステージは、アクションを保持します。これらのアクションは、実行時に値が提供されるパラメータを保持できます。

ステージを定義するには、次の3つのタブを使用します:

  • 「全般」: ステージ名、説明およびステージの実行を担当するユーザーのユーザーIDを定義します。ユーザーは、開始元(タスクフローの1番目のステージの所有者)、または他のステージの別のユーザーです。

  • 「処理」: タスクフローが実行されたときのアクションと、必要に応じて、そのパラメータを定義します。

  • 「開始イベント」: ローカル・ユーザーのコンピュータではなくアプリケーション・サーバーの時間に基づいたタスクフローの開始時間および発生するイベントの実行予定回数を定義します。このタブは、タスクフローの1番目のステージに対してのみ表示されます。スケジュール済イベント(タスクフロー開始時間)が表示されているか、または使用不可になっています(「今すぐ実行」オプションで実行されたタスクフローの手動開始の場合)。

  ステージを追加するには:

  1. タスクフロー・エディタで、「ステージの追加」をクリックします。

    新規ステージが左パネルに表示され、ステージの詳細が右パネルに表示されます。タスクフローにステージがある場合、新規ステージはタスクフローの最後に作成されます。

  2. 「全般」を選択し、次の情報を入力します:

    1. 「名前」に、ステージ名(Data_Synchronizationなど)を入力します。

      注意:

      ステージ名にスペースを含めることはできません。名前には最大30文字を指定できます。

    2. オプション: 「説明」に、タスクフローの説明(同期を毎日実行する、など)を入力します。

    3. 「別のユーザーとして実行」「ユーザー名」を選択し、タスクフローを起動するユーザー名およびパスワードを入力します。

      注意:

      ステージ1では、ユーザー名およびパスワードを入力することが要求されます。後続のステージでは、開始元を選択できます。この場合は、ステージ1で定義したユーザーIDおよびパスワードが使用されます。

  3. 「処理」を選択し、次の情報を入力します:

    1. 「アプリケーション」で、タスクを実行するアプリケーションを選択します。

    2. 「アクション」から、実行するアクション(Data_Synchronizationなど)を選択します。

    3. 各パラメータの「タイプ」で、アクションに応じてPOVの「選択リスト」「テキスト・ボックス」、または「URL」の順に選択して、パラメータの値を入力します。

      データ・ファイルおよびログ・ファイルの名前およびパスの場合は、手動で情報をテキスト・ボックスに入力する必要があります。タスクフローはサーバーから実行されるので、ファイル名およびパスが有効で、タスクを実行するサーバーからアクセスできることを確認する必要があります。このため、自分のハード・ドライブを参照するc:\file.datなどのパスを入力できません。たとえば\\HFMServer\share\path\file.datのように、Universal Naming Convention (UNC)を使用してファイルのコンピュータ名および共有ディレクトリを特定する必要があります。

  4. 「開始イベント」を選択し、次の情報を入力します:

    1. 「開始イベント」で、イベントを選択します。

      「サーバーの日付」情報は、表示専用です。

    2. 「開始日」で、タスクを実行する日付を入力するか、ポップアップ・カレンダをクリックして日付を選択します。

    3. 「開始時間」で、タスクを実行する時間を選択します。

      注意:

      この時刻は、サーバーの日付に表示されている、アプリケーション・サーバーでの時刻です。

    4. 繰返しタスクの場合は、繰返しを選択し、繰返しパターンからタスクの頻度を選択します。

    5. タスクの終了日時を入力するオプションを選択します:

      • 「終了日なし

      • 「終了条件」: 繰返し数を入力します。

      • 「終了日」: 終了日を選択し、「終了時間」を選択します。

  5. オプション: ステージを追加するには、「ステージの追加」をクリックし、「全般」および「処理」にステージ情報を入力します。

    注意:

    開始イベント・タブは、最初のステージでのみ使用可能です。ただし、タスクフローのスケジュール機能を使用して、ステージの作成に依存せずにタスクフローをスケジュールできます。タスクフローのスケジュールを参照してください。