勘定科目

勘定科目ディメンションのメンバーは、表で説明されているプロパティだけでなく、すべてのPlanningディメンションに適用できるプロパティで説明されている次のようなほとんどの一般的なプロパティを使用します:

  • Valid for Plan

  • Two Pass Calculation

  • Aggregation

  • UDA

  • Member Formula

  • Alias

  • Data Storage

  • スマート・リスト

  • Data Type

勘定科目には、予算プランナが必要とする情報を指定します。勘定科目構造内の計算が定義できます。勘定科目のディメンションには、ディメンションのメンバーに属性値および別名を割り当てるために、属性ディメンションおよび別名ディメンションに関連付ける必要があります。勘定科目が複数のプラン・タイプに対して有効な場合、ソース・プラン・タイプを指定して、勘定科目の値を保管するデータベースを決定します。動的計算プロパティまたは動的計算および保管プロパティの勘定科目では、2パス計算を使用して、親メンバーまたはその他のメンバーのデータ値に基づいたメンバーのデータ値を再計算できます。

プロパティ・ラベル

説明

プロパティ名

Time Balance

なし、フロー、期首、残高、平均、入力、加重平均 - Actual Actual、加重平均 - Actual 365、期末から、要約期間の値の計算方法を設定します。

デフォルト値: 該当なし

TimeBalance

Skip Value

タイム・バランスのプロパティが「期首」、「残高」、または「平均」の場合、親値を計算する際にデータベース計算がゼロ値および欠落した値を処理する方法を次の中から指定します:

  • なし: ゼロおよび#MISSING値を考慮する

  • 欠落: #MISSING値を除外する

  • ゼロ: ゼロ値を除外する

  • 欠落およびゼロ: #MISSING値およびゼロ値を除外する

このプロパティの値を親レベルで定義すると、すべての子孫は自動的に値を継承します。元の親の子孫メンバーで値が上書きされると、その子孫は新しい値を継承します。

デフォルト値: なし

SkipValue

Expense Reporting

勘定科目を差異レポートの支出として扱うかどうかを設定します:

  • 支出: 実績値が予算値から減算される

  • 支出外: 予算値が実績値から減算される

このプロパティの値を親レベルで定義すると、すべての子孫は自動的に値を継承します。元の親の子孫メンバーで値が上書きされると、その子孫は新しい値を継承します。

デフォルト値: 支出外

VarianceReporting

Account Type

勘定科目のタイム・バランス(時間経過による値のフロー)および差異レポートの署名の動作を定義します(支出、収入、資産、負債、資本および保存された仮定)。

このプロパティの値を親レベルで定義すると、すべての子孫は自動的に値を継承します。元の親の子孫メンバーで値が上書きされると、その子孫は新しい値を継承します。

デフォルト値: 新しいメンバーがルート・レベルに作成された場合は収益。それ以外の場合は、値を親から継承します。

AccountType

Exchange Rate Type

勘定科目メンバーに数値を格納し、値を計算する方法を設定します。この設定は、レポートの通貨値を計算するために使用する為替レートを決定します。通貨データ型の勘定科目では、次に示すオプションはどの期間にも有効です:

  • なし

  • 平均: 平均為替レート

  • 期末: 期末為替レート

  • 履歴: ある時点に適用された為替レート

勘定科目のデータ型を「通貨」以外の値に設定した場合、為替レート・タイプは「なし」に設定する必要があります。

このプロパティの値を親レベルで定義すると、すべての子孫は自動的に値を継承します。元の親の子孫メンバーで値が上書きされると、その子孫は新しい値を継承します。

デフォルト値: 平均(データ型が「通貨」に設定されていない場合は「なし」)

ExchangeRateType

Source Plan Type

勘定科目を複数のプラン・タイプで使用する場合、プラン・タイプは勘定科目値を保管するデータベースになります。勘定科目メンバーを移動すると、有効なプラン・タイプはメンバーおよび新しい親に共通の内容によって決まります。新しい親に異なるソース・プラン・タイプがある場合、メンバーのソース・プラン・タイプは、そのメンバーの有効な最初の新規プラン・タイプに設定されます。

このプロパティの値を親レベルで定義すると、すべての子孫は自動的に値を継承します。元の親の子孫メンバーで値が上書きされると、その子孫は新しい値を継承します。勘定科目メンバーの新しい親に別のソース・プラン・タイプがある場合、ソース・プラン・タイプはそのメンバーの有効な最初の新規プラン・タイプに設定されます。

デフォルト値: Plan1

SourcePlanType