シナリオ

シナリオ・ディメンションのメンバーは、表で説明されているプロパティだけでなく、すべてのPlanningディメンションに適用できるプロパティで説明されている次のようなほとんどの一般的なプロパティを使用します:

  • Valid for Plan

  • Aggregation

  • UDA

  • Member Formula

  • Alias

  • Data Storage

  • スマート・リスト

  • Data Type

データをグループ化するには、シナリオ・ディメンションを作成します。各シナリオには勘定科目および各エンティティの他のディメンションのデータが含まれます。ユーザーは、エンティティおよびバージョンのデータを入力した後に、データを送信するか、または確認および承認のために他のユーザーに移行できます。エンティティ、シナリオおよびバージョンの交差は、プランニング・ユニットと呼ばれます。Planningは、確認プロセスでプランニング・ユニットのステータスを追跡します。異なる期間にシナリオの範囲を広げられます。シナリオ・ディメンションには、開始期間値および終了期間値を入力するために、期間ディメンションおよび年ディメンションとの関連付けが必要です。

シナリオを次のように使用できます。

  • 別のプランニング方法を適用します。

  • 予測および予算を作成する

  • 実績の履歴を保管する

プロパティ・ラベル

説明

プロパティ名

Enable Process Management

プロセス管理に対してシナリオを使用可能にするかどうかを指定します。これによって、このメンバーを含むプランニング・ユニットを管理できます。

デフォルト値: TRUE

EnableProcessManagement

Start Year、End Year、Start Period、End Period

シナリオを有効にする年および期間です。データ・フォームにアクセスするユーザーは、その範囲内の年および期間のみでそのシナリオに入れます。シナリオの時間範囲は変更できます。

デフォルト値: 該当なし

StartYear、EndYear、StartPeriod、EndPeriod

Use Beginning Balance

BegBalance期間を使用するかどうかを指定します。

デフォルト値: 該当なし

UseBegBalance

Exchange Rate Table

マルチ通貨アプリケーションのみで使用します。シナリオに為替レート表を割り当てます。

デフォルト値: 該当なし

ExchangeRateTable

シナリオ・メンバーには、グループまたはユーザーがデータを表示または変更できるかどうかを決定するアクセス権を指定できます。Planningのアクセス権の設定については、Oracle Hyperion Planning管理者ガイドを参照してください。

シナリオを削除する場合は、シナリオ(データを含む)を使用するすべてのプランニング・ユニットが削除されます。データ・フォームの軸(行または列)で開始されるか、または割り当てられているプランニング・ユニットで使用されるシナリオは削除できません。最初にデータ・フォームからシナリオへの参照を除去し、別のシナリオを割り当てる必要があります。