共有ディメンションを、アプリケーション内のローカル・ディメンションに変更する必要が生じることがあります。共有ディメンションをローカルに変換すると、共有ライブラリで加えたその後のすべての変更は、アプリケーション内のそのローカル・ディメンションに適用されなくなります。
アプリケーションでディメンションを添付解除することにより、共有ディメンションをローカルに変換できます。
「ディメンションを添付解除」機能は、ディメンションがアプリケーションで共有されている場合のみ使用できます。ディメンションを添付解除すると、コピーを作成することにより共有ディメンションがローカル・ディメンションに変換されます。ディメンションがコピーされると、そのディメンションは共有されなくなりますが、共有ライブラリに影響を与えず(またはその逆)に構造を変更可能なローカル・ディメンションとなります。
ディメンションを再び共有にする場合は、アプリケーションに以前含められていた共有ライブラリ内の同じディメンションと再接続できます。ローカル・ディメンションの共有への変換を参照してください。
ディメンションが共有からローカルに変換される場合、ディメンションはアプリケーションにコピーされるため同期されません。プロパティの上書きとフィルタがローカル・ディメンションに適用されるため、作成されるディメンションの構造とプロパティ値は共有バージョンと同じになります。
注意: | アプリケーションでプロパティ値を変更した場合、そのプロパティ値はアプリケーション・レベルの上書き値となります。この場合、共有ライブラリのバージョンが変更されても、共有ライブラリ内の同じメンバーのプロパティ値から添付解除されます。アプリケーション・レベルのプロパティを継承する共有ライブラリのバージョンに戻すには、アプリケーションで右クリックして値を除去します。 |