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Oracle® Hyperion Financial Management管理者ガイド

E79705-03
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プロセス管理のアラートの設定

プロセス・コントロール・モジュールを設定して、プロセス・コントロールでのステータスの変更に基づいて電子メール・アラートを生成できます。アラートは、「第1パス」、「確認レベル1」から「確認レベル10」、「提出済」、「承認済」、または「発行済」のアクションに対して設定できます。

プロセス単位が「開始していません」レベルの場合、またはサインオフ・アクションに対しては、電子メール・アラートは生成されません。

プロセス管理の電子メール・アラートを設定するには:

  1. メタデータ・マネージャから、プロセス単位のシナリオで、SupportsProcessManagementメタデータ属性をAに設定してアラートを許可します。

    注意:

    この属性を使用可能にすると、確認時に、電子メール・アラートを受信するセキュリティ権限を持っているユーザーに向けて電子メール・アラートが生成されます。

  2. プロセス・コントロールの電子メール・アラートを受信セキュリティ役割にユーザーを割り当てます。
  3. プロセス単位のシナリオとエンティティに割り当てられているセキュリティ・クラスに対する「すべて」または「レベルを上げる」アクセス権をユーザーに割り当てて、各セキュリティ・クラスのアラートを追加します。
  4. セキュリティ・クラスのセキュリティ・アクセス・セクションで、アラートを有効にするには、アラートのサポート・オプションをYesのYに設定します。例: [Default];User1@NativeDirectory;All;Y。

すべての条件を満たすユーザーが電子メール・アラートを受信します。

表16-1 プロセス管理のユーザーの役割とアラート通知

アクションの前後のプロセス単位レベル 通知を受けるプロセス管理のユーザーの役割

初回パス

エンティティに対する「すべて」または「レベルを上げる」アクセス権を持つユーザーに通知されます。

確認レベル1-10

該当する確認レベルの「確認者」および「提出者」の役割のユーザーに通知されます。

たとえば、確認レベル1の場合、「確認者1」と「提出者」の役割のユーザーに通知されます。

送信済

「確認監督者」の役割のユーザーに通知されます。この役割のユーザーのみが提出されたプロセス単位を承認できます。

承認済

「確認者1」から「確認者10」および「提出者」の役割のユーザーに通知されます。

公開済

エンティティに対する「すべて」、「読取り」または「レベルを上げる」アクセス権を持つユーザーに通知されます。

プロセスのレビュー・アクションが実行されると、設定されたセキュリティ権限に従って、該当するユーザーの電子メール・アラートが自動的に生成されます。アクションを実行したユーザーには確認の電子メールも通知されます。

注意:

「アプリケーション管理者」の役割を持つユーザーは、電子メール・アラートを受信しません。アプリケーション管理者の役割を持つユーザーが電子メール・アラートを受信するには、管理者を個別ユーザーとして設定し、アラートを受信するように役割を割り当てます。