特定のシナリオ、年、期間または期間のリストから、特定の宛先にデータをコピーできます(宛先がロックされていない場合)。ソース期間の期間単位は、宛先期間の期間単位と同一であることが必要です。期間のリストをコピーするときは、ソース期間の数を宛先期間の数と同じにする必要があります。また、ソースおよび宛先のシナリオも同じデフォルトの期間単位にする必要があります。値を更新するには、データをコピーした後に値を連結する必要があります。
値ディメンションの場合、値をコピーできるのはエンティティ通貨メンバーからのみで、システムおよび為替レート勘定科目を含めることができます。
データをコピーするには、データベース管理のセキュリティ役割が必要です。
コピーされたデータ値に乗算する係数を定義できます。この係数でソース金額を乗算してから、データを宛先にコピーします。たとえば、Actual 2013のデータ値を15%で乗算してからForecast 2014にコピーするというように、1つのシナリオのデータ値を増やしてから、別のシナリオにコピーできます。定義した乗算係数は、システム勘定科目には適用されません。
また、ロードしたビジネス・ルールが、勘定科目のデータに影響するかどうかを考慮する必要があります。たとえば、ある期間の勘定科目の計算に使用できるルールが、他の期間では使用できない場合があります。
アプリケーションにデータをコピーする方法を指定できます。データのマージ、置換または累計からいずれか1つを選択できます。すべてのモード・オプションで、データのコピーおよびロードのオプションは同じです。ロード方法を参照してください。
コピー・プロセスの開始時刻と終了時刻、アクセス違反など、コピー・プロセスに関する情報を保管するログ・ファイルも指定します。
データをコピーするには: