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Oracle® Hyperion Financial Managementユーザーズ・ガイド

E79706-02
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ライン・アイテムの詳細のコピー

データをコピーするときにライン・アイテムの詳細もコピーされるかどうかは、ソースと宛先のシナリオ・ビュー、およびソースと宛先のシナリオでライン・アイテムの詳細を使用できるかどうかによって決まります。

注意:

ライン・アイテムの詳細を使用するシナリオを設定するには、シナリオのメタデータで適切な属性を指定します。

次のルールは、ライン・アイテムの詳細をコピーするときに適用されます:

  • ソース・シナリオにライン・アイテムの詳細があり、宛先シナリオでライン・アイテムの詳細を使用できる場合は、詳細とそれに対応する合計がすべてコピーされます。

  • ソース・シナリオにライン・アイテムの詳細があり、宛先シナリオでライン・アイテムの詳細を使用できない場合は、合計のみがコピーされます。ライン・アイテムの詳細は、宛先シナリオにコピーされません。

  • ソース・シナリオにライン・アイテムの詳細がなく、宛先シナリオでライン・アイテムの詳細を使用できない場合は、詳細はコピーされません。

  • ソース・シナリオにライン・アイテムの詳細がなく、宛先シナリオでライン・アイテムの詳細を使用できる場合は、ソース・シナリオから合計額が宛先シナリオのライン・アイテムの詳細の1行目にコピーされ、ライン・アイテムの詳細の説明は、シナリオのラベルと同じになります。

  • ソースと宛先のシナリオ・ビューが期別から期別またはYTDからYTDなどのように同じ場合は、すべての詳細とこれに対応する合計額が宛先シナリオにコピーされます。合計額は、シナリオに定義されたデフォルトのビューに反映されます。

  • ソースと宛先のシナリオ・ビューが期別からYTDまたはYTDから期別などのように異なる場合は、コピー操作を行った後、宛先シナリオのライン・アイテムの詳細が合計額と一致しないことがあります。宛先シナリオのライン・アイテムの詳細は、デフォルト以外のシナリオのビューでデータを表示したときの合計額にのみ一致します。