プライマリ・コンテンツへ移動
Oracle® Hyperion Financial Managementユーザーズ・ガイド

E79706-02
目次に移動
目次

前
次

内部取引のロード・ファイル

内部取引を手動で入力するだけでなく、外部ASCIIファイルからも取引詳細をロードできます。1回のロード・プロセスで複数の外部ファイルを選択して、取引をマージするか置換するかを選択できます。

ロード・ファイルのセクション・ヘッダー

内部取引のロード・ファイルには、2つのセクションがあります。

  • 理由コード表: このセクションは、「内部取引管理者」というセキュリティ役割を持っている場合のみロードされます。それ以外の場合は、無視されます。

  • 内部取引セクション: このセクションは最も頻繁に使用され、「内部取引ユーザー」というセキュリティ役割を持っている場合にロードされます。

ロード・ファイルからは転記ステータスや照合ステータスはロードされません。

ロード・ファイル内の特殊なキーワード

特殊なキーワードの前には、感嘆符(!)が付いています。

表10-2 内部取引ロード・ファイルのキーワード

キーワード 説明

内部取引の詳細

データが内部取引の詳細であることを示します。

Column_Order

ファイル内のアイテムの順序を示します。

Thousand_Separator

(オプション)。金額を3桁で区切るために使用する区切り文字を示します。この指定がない場合は、アプリケーション・サーバーで定義されている地域の数値の設定が使用されます。

小数点

(オプション)。小数点記号に使用される文字を示します。この指定がない場合は、アプリケーション・サーバーで定義されている地域の数値の設定が使用されます。

内部取引ファイルの例

次に、内部取引のロード・ファイルの例を示します。新しいセクションの先頭を示すには、有効なセクション名の後に感嘆符(!)を付けます。コメント行を開始する場合は、アポストロフィ(')を使用します。ファイル内の情報を区切るには、次のいずれかのファイル区切り記号を使用します。

, ~ @ $ % & ^ | : ; ? \

ファイル名やファイル内でその文字が使用されていなければ、有効な任意の文字を使用できます。たとえば、エンティティ・メンバー名にアンパサンド(&)が入っている場合は、アンパサンドを区切り文字にすることはできません。ファイル全体で同じ区切り文字を使用する必要があります。同じファイル内で異なる区切り文字を使用すると、ファイルのロード時にエラーが発生します。

注意:

Oracleデータベースを使用している場合は、ロード・プロセス中に取引ID、サブID、参照ID、参照コードが大文字に変換されます。たとえば、"t123"という取引IDは、ファイルのロード中に"T123"に変換されます。

:

!SCENARIO=Actual
!YEAR=2014
!PERIOD=January
!DECIMAL=.
!THOUSAND_SEPARATOR=,
INTERCOMPANY DETAIL
!Column_Order=Entity;Partner;Account;Flows;Market;Region;CostCenter;TransID;SubID;Date;TransCurr;TransAmt;EntCurrAmt;Rate;RefID;Comment1;Comment2
China;France;ICPay;Flows;Market;Region;CostCenter;DE124;08/10/06;EUR;2000;8000;Ref123;Text1234;Text9995
China;France;ICPurch;Flows;Market;Region;CostCenter;BX3212;08/12/06;EUR;2500;10000; ;Text2345;Text8984
China;Germany;ICRef;Flows;Market;Region;CostCenter;AC4345;08/15/06;EUR;1700;6970;ABC12;Text2323;Text9232
...