ユーザーおよびグループへのEssbaseサーバーの役割のプロビジョニング

すべてのEPM SystemユーザーはAdministration Servicesコンソールにログインできます。Administration Servicesコンソール、さらにはEssbaseサーバーで、ユーザーが実行できるアクティビティは、Essbaseサーバーの役割の割当てで定義されます。

EssbaseがShared Servicesモードでデプロイされている場合、最初は機能の管理者アカウントを使用して、Essbaseサーバーおよびアプリケーションを管理します。

ユーザーにEssbaseサーバーの役割をプロビジョニングするには:

  1. Shared Services Consoleに機能の管理者としてログインします。Shared Services Consoleの起動を参照してください。

  2. 構成済ユーザー・ディレクトリから、プロビジョニングするユーザーまたはグループを検索します。ユーザー、グループ、役割および委任リストの検索を参照してください。

  3. ユーザーまたはグループにEssbaseサーバーの役割をプロビジョニングします。

    1. ユーザーまたはグループを右クリックし、「プロビジョニング」を選択します。

    2. オプション: ビューを選択します。

      役割は、階層(ツリー)またはリストに表示できます。階層をドリルダウンし、使用可能な役割を表示する必要があります。リスト・ビューでは、使用可能な役割が表示されますが、階層は表示されません。

    3. 「使用可能な役割」で、Essbaseノード(例: EssbaseCluster-1)を展開します。

    4. Essbaseノードで、Essbaseサーバーを表すノード(例: EssbaseCluster-1)を展開します。

    5. Essbaseサーバーの役割を選択し、「追加」ボタンをクリックします。表 4は、Essbaseサーバーの役割を示しています。

      表4.  Essbase Serverの役割

      役割説明
      管理者

      Essbaseサーバー、アプリケーション、およびデータベースへの完全な管理アクセス権を持ちます

      注意:

      プロビジョニング・マネージャ役割は、Essbaseの管理者を移行するときに自動的に割り当てられます。ただし、Essbase管理者をShared Services Consoleで作成するときは、プロビジョニング・マネージャ役割を手動で割り当てる必要があります。

      アプリケーションの作成/削除アプリケーションとデータベースを作成および削除します。このユーザーが作成したアプリケーションとデータベースに対するアプリケーション・マネージャとデータベース・マネージャの権限も含まれます。
      サーバー・アクセス

      このEssbaseサーバーに属するアプリケーションまたはデータベースにアクセスします。このレベルは、ユーザーがアプリケーションおよびデータベースにアクセスするために必要な最低限のアクセス権限です。

      プロビジョニング・マネージャユーザーにこのEssbaseサーバーの役割をプロビジョニングします
    6. 「OK」をクリックします。

    7. 「OK」をクリックし、確認画面を閉じます。