SSL使用可能な外部ユーザー・ディレクトリの構成

前提

  • Shared Services Consoleで構成する予定の外部ユーザー・ディレクトリはSSL使用可能です。

  • ユーザー・ディレクトリをSSL使用可能にするために、よく知られたサードパーティCAからの証明書を使用しなかった場合、サーバー証明書に署名したCAのルート証明書のコピーがあります。

ルートCA証明書のインポート

ユーザー・ディレクトリをSSL使用可能にするために、よく知られたサードパーティCAからの証明書を使用しなかった場合、サーバー証明書に署名したCAのルート証明書を次のキーストアにインポートする必要があります:

keytoolなどのツールを使用して、ルートCA証明書をインポートします。

  • すべてのEPM Systemサーバー:

    • Sun JVMキーストア: MIDDLEWARE_HOME/jdk160_35/jre/lib/security/cacerts

    • JRockit JVMキーストア: MIDDLEWARE_HOME/jrockit_160_37/jre/lib/security/cacerts

  • 各EPM Systemコンポーネント・ホスト・マシンのJVMに使用されるキーストア。デフォルトでは、EPM Systemコンポーネントは次のキーストアを使用します:

    MIDDLEWARE_HOME/jdk160_35/jre/lib/security/cacerts

外部ユーザー・ディレクトリの構成

Shared Services Consoleを使用して、ユーザー・ディレクトリを構成します。ユーザー・ディレクトリの構成中には、EPM Systemセキュリティを示す「SSL使用可能」オプションを選択して、ユーザー・ディレクトリと通信するセキュア・プロトコルを使用する必要があります。EPM SystemセキュリティとLDAP対応のユーザー・ディレクトリ(Oracle Internet Directory、Microsoft Active Directoryなど)間の接続でSSL使用可能にすることができます。

『Oracle Enterprise Performance Management Systemユーザー・セキュリティ管理ガイド』のユーザー・ディレクトリの構成に関する項を参照してください。