C 再発送用のロボットロック

次の手順は、ラックの設置後に再発送する前に、SL150 ロボットハンドをロックする手順を示します。

注意:

ロックが正しく取り付けられていない場合、発送中に破壊的な障害が発生する可能性があります。
タスク1   ライブラリの電源を切る
  1. SL150 ライブラリ前面の電源ボタンを見つけます。

  2. 電源ボタンを押して離します。

    タッチスクリーンパネルに電源切断ダイアログボックスが表示されます (図C-1 を参照)。

  3. タッチスクリーンの「Power Down」ボタンをタップします。

  4. タッチスクリーンパネルの指示に従って、ロボットを取り外し位置に配置します。

  5. ライブラリの電源切断処理が完了したら、タスク 2 に進みます。

    図C-1 ライブラリの電源切断機能

    図C-1 については、周囲のテキストで説明しています。

    図の凡例:

    1 - 電源ボタン

タスク2   ハンドの位置を確認する
  1. 右カートリッジマガジンを基本モジュールから取り外します (必要に応じて、「カートリッジマガジンを取り外す」を参照)。

  2. ロボットのハンドがライブラリの天板と前面に面していることを確認します (図C-2 を参照)。

    図C-2 電源切断後のハンドの位置

    図C-2 については、周囲のテキストで説明しています。
タスク3   輸送用クリップを取り付ける
  1. 輸送用クリップをつかみ、カートリッジマガジンの開口部から手を入れます。

  2. 発送用クリップを開き、ハンドアセンブリの後ろにある 7 mm スチールシャフトに取り付けます (図C-3 を参照)。

  3. クリップを締め付けてシャフトにかかる力を減らし、クリップをハンドアセンブリに差し込みます (図C-4 を参照)。

    ハンドは、前壁面とクリップの間に含まれます。

  4. 指示タグをカートリッジマガジンスロットの外に出します。

    図C-3 発送用クリップの取り付け

    図C-3 については、周囲のテキストで説明しています。

    図の凡例:

    1 - 開いた発送用クリップ

    2 - 指示タグ

    図C-4 クリップの最終位置

    図C-4 については、周囲のテキストで説明しています。
タスク4   最後の仕上げ
  1. 紐と指示タグをメールスロットと右側のフロントコントロールパネルの間を通して、基本モジュールの上に置きます (図C-5 を参照)。

  2. 基本モジュールの右マガジンを交換して、マガジンにラッチがしっかりとかかっていることを確認します。

    図C-5 タグの位置

    図C-5 については、周囲のテキストで説明しています。