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Oracle® Server X5-8 Oracle Solaris オペレーティングシステムインストールガイド

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更新: 2015 年 7 月
 
 

ローカルまたはリモートメディアを使用して Oracle Solaris 11.2 を手動でインストールする

この手順では、ローカルまたはリモートメディアから Oracle Solaris 11.2 (SRU10 以降が必須) オペレーティングシステム (OS) のインストールをブートする方法について説明します。ここでは、次のいずれかのソースからインストールメディアをブートすることを前提にしています。

  • Oracle Solaris 11.2 (SRU10 以降が必須) の DVD (外付け DVD)

  • Oracle Solaris 11.2 (SRU10 以降が必須) の ISO DVD イメージ (ネットワークリポジトリ)


    注 -  PXE 環境からインストールメディアをブートする場合は、Install Oracle Solaris 11.2 Using PXE Network Bootの手順を参照してください。
  1. インストールメディアがブートに使用できることを確認します。
    • 配布 DVD の場合は、Oracle Solaris 11.2 (SRU10 以降が必須) の DVD をローカルまたはリモートの DVD ドライブに挿入します。

    • ISO イメージの場合は、Oracle Solaris 11.2 (SRU10 以降が必須) ISO イメージが使用可能であり、その ISO イメージが KVMS メニューを使用して Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションにマウントされていることを確認します。

    インストールメディアを設定する方法の詳細は、Selecting the Boot Media Optionを参照してください。

  2. サーバーをリセットまたは電源投入します。

    たとえば、次のいずれかを実行します。

    • ローカルサーバーから、サーバーのフロントパネルの電源ボタンを押して (約 1 秒) サーバーの電源を切断し、電源ボタンをもう一度押してサーバーの電源を入れます。

    • Oracle ILOM Web インタフェースから「Host Management」->「Power Control」をクリックし、「Select Action」リストボックスから「Reset」を選択して、「Save」をクリックします。

    • Oracle ILOM CLI で reset /System と入力します

    サーバーがブートプロセスを開始し、BIOS 画面が表示されます。


    image:BIOS 画面を示す図。

    注 -  次のイベントがすぐに発生するため、次の手順では集中する必要があります。画面に表示される時間が短いため、これらのメッセージを注意して観察してください。スクロールバーが表示されないように画面のサイズを拡大してもかまいません。
  3. BIOS 画面で F8 キーを押して、Oracle Solaris OS インストール用の 一時ブートデバイスを指定します。

    [Boot Pop Up Menu Selected]」が BIOS 画面の下部に表示されます。

    次に、「Please Select Boot Device」メニューが表示されます。表示される画面は、「UEFI/BIOS Boot Mode」をレガシー BIOS ブートモードと UEFI ブートモードのどちらに構成したかによって異なります。

    • レガシー BIOS ブートモードの場合、次のような画面が表示されます。


      image:レガシー BIOS ブートモードの「Please Select Boot Device」メニューを示す図。
    • UEFI ブートモードの場合、次のような画面が表示されます。


      image:UEFI ブートモードの「Please Select Boot Device」メニューを示す図。

    注 -  「Please Select Boot Device」メニューは、サーバーに取り付けられているディスクコントローラと、PCIe ネットワークカードなどのその他のハードウェアの種類によって異なります。
  4. 「Please Select Boot Device」メニューで、使用対象として選択した Solaris OS メディアのインストール方法と UEFI/BIOS ブートモードに応じたメニュー項目を選択し、Enter キーを押します。

    例:

    • レガシー BIOS ブートモードで Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションの方法を使用することを選択した場合、Legacy BIOS ブートモードバージョンの「Please Select Boot Device」メニュー画面で「SATA:DVD:SATA0 P0: TEAC DV-W28SS-W」を選択します。
    • UEFI ブートモードでリモートコンソールの提供方法を使用することを選択した場合は、UEFI ブートモードバージョンの「Please Select Boot Device」メニュー画面から「[UEFI]USB:SUN」を選択します。

    「GRUB」メニューが表示されます。

  5. 画面上のプロンプトに従って Oracle Solaris のインストールを完了します。

    Oracle Solaris 11.2 のインストール (SRU10 以降が必須) を完了する手順については、http://docs.oracle.com/cd/E36784_01/index.html にある Oracle Solaris 11.2 のインストールドキュメントを参照してください。

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