第9章  セキュリティ・ポリシー

目次

セキュリティ・ポリシーの変更

Oracle NoSQL Databaseの次のデフォルト・ポリシーを使用して、セキュリティ要件にあわせてシステムの動作を調整できます。

セキュリティ・ポリシーの変更

システムのセキュリティ・ポリシーを変更するには、plan change-parametersコマンドを使用できます。

plan change-parameters -security <id>...

セキュリティ・パラメータは、すべてのSN、RNおよび管理において暗黙的かつ一様に適用されます。

次のセキュリティ・パラメータを設定できます。

  • sessionTimeout=<Long TimeUnit>

    ログイン・セッションが(延長されなかった場合の)有効となる時間の長さを指定します。デフォルト値は24時間です。

  • sessionExtendAllowed=<Boolean>

    セッション延長を許可するかどうかを示します。デフォルト値はtrueです。

  • accountErrorLockoutThresholdInterval=<Long TimeUnit>

    アカウント・ロックアウトのモニタリング用にログイン・エラー件数が追跡される期間を指定します。デフォルト値は10分です。

  • accountErrorLockoutThresholdCount=<Integer>

    ホストに対して自動アカウント・ロックアウトをトリガーするために必要な、追跡期間における特定のホスト・アドレスからのユーザー・アカウントに対する無効なログイン試行回数。デフォルト値は10回の試行です。

  • accountErrorLockoutTimeout=<Long TimeUnit>

    ロックアウトのトリガー後にアカウントがロックアウトされる期間。デフォルト値は30分です。

  • loginCacheTimeout=<Long TimeUnit>

    リクエストごとにログイン検証のため他のサーバーに問い合せる必要がなくなるよう、KVStoreコンポーネントがログイン情報をローカル・キャッシュに格納する期間。デフォルト値は5分です。