Oracle NoSQL Database C API 3.3.4
リリース・ノート

リリース3.3.4, 2015-05-15 02:13:24 UTC

概要

Oracle NoSQL Database C表インタフェースは、Oracle NoSQL Databaseリリース3.2で追加された新しい機能です。プロキシ・サービスを利用して、表APIを使用するデータベースにクライアントがアクセスできるようになります。このクライアントにはJavaまたはJNIコードが含まれ、非常に軽量です。リモートまたはローカルのマシンで別プロセスとして稼働するプロキシ・サーバー(バンドル済)を使用する必要がありますが、これはOracle NoSQL DatabaseのJavaクライアントなので、プロキシにJavaは必要ありません。このバージョン(3.3.4)のインタフェースにはリリース12.3.2.5以上のOracle NoSQL Databaseが必要で、Java 7 JDKがインストールされている必要があります。

このインタフェースを使用するには、プロキシ・サービスが稼働している必要があります。このインタフェースには、プロキシがまだ起動していない場合にローカル・ホストで自動的に起動するオプションが含まれています。プロキシは、ローカル・マシンまたはリモート・マシンで手動で起動することもできます。プロキシの起動に関する情報は、このディストリビューションのkvproxyディレクトリにあります。プロキシをこのインタフェースで起動できる場合でも、堅牢なプロキシを稼働するために、initプロセスまたは同等の機能を使用してシステムでプロキシを起動および管理する(必要に応じて再起動する)ことをお薦めします。

これはソース・ディストリビューションであり、使用するにはコンパイルが必要です。ビルドと使用の手順は、BUILDINGページに含まれています。詳細は、APIのドキュメントとサンプルを参照してください。

3.3.4での新機能

リリース3.3.4はマイナー・リリースです。このリリースにおけるすべての変更点の詳細なリストは、変更ログ・ページを参照してください

新しいThriftバインディング

Cドライバが、ThriftライブラリのC++バインディングを対象にビルドされるように更新されました。これにより、ビルド命令は変わりましたが、インタフェースとドライバの使用方法には影響しません。この変更でビルドがシンプルになり、依存性が減ってパフォーマンスが向上します。

新しいJSONパーサー/ジェネレータ

Cドライバが、JSONデータの解析と生成にRapidJSONのC++バインディングを使用するように更新されました。これにより、ビルド命令は変わりましたが、インタフェースとドライバの使用方法には影響しません。この変更でビルドがシンプルになり、パフォーマンスが向上します。

バイナリ・ディストリビューション

Cドライバは、64ビットLinuxシステム用にコンパイルされたバイナリ・ディストリビューションとして利用できるようになりました。

既知の問題

現時点ではありません。

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