Application Expressエンジンは、使用状況およびパフォーマンス・データを取得するために、アクティビティ・ログを記録します。この情報は様々なレポートに表示されます。特定のページに対するアクセスが過剰である場合や、ページのレンダリングが遅い場合は、これらのレポートが問題のあるページを特定するために役立ちます。その後、それらの問題のあるページをさらに分析できます。たとえば、SQL Developerでレポート問合せを実行し、実行計画を確認できます。
ヒント: ページまたはプロセス内のコストのかかる要素を特定するもう1つの方法は、Application Expressデバッグ・モードを確認することです。『Oracle Application Express APIリファレンス』のAPEX_DEBUGに関する説明 |
インスタンス管理者は、アクティビティ・ログ・ファイルを削除し、ログ・ファイル情報が保持される間隔を管理できます。アクティビティ・ログ・ファイルを無期限に保持する場合は、アクティビティ・ログの表から別の表にレコードをコピーするバッチ・ジョブを作成する必要があります。
関連項目: 『Oracle Application Express管理ガイド』のログおよびファイルの管理に関する項 |
アプリケーション・ダッシュボードを表示するには、次のステップを実行します。
「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
アプリケーションを選択します。
アプリケーションのホームページが表示されます。
「ユーティリティ」をクリックします。
「アプリケーション・ダッシュボード」をクリックします。
アプリケーション・ダッシュボードが表示されます。左側にある最初の2つのリージョン(「アプリケーション概要」と「タイプ別の表示」)に現在のアプリケーションについての詳細情報と統計がリストされます。残りのリージョンは、次のセクションに分割されます。
セキュリティ: 現在の認証スキーム、パブリック・ページと非パブリック・ページの数およびカレント・アプリケーション内で使用される認可スキームの数が表示されます。
テンプレート: カレント・アプリケーション内で使用されるテンプレートのレポートへのリンクが表示されます。
タイプ別の表示: タイプ別にページをリストします。
アプリケーション・コンポーネント: アプリケーション・レベルのコントロールとロジックのレポート(LOV、タブ、リスト、アプリケーション・アイテム、アプリケーション・プロセス、アプリケーションの計算など)へのリンクが表示されます。
ページ・コンポーネント: ページ・レベルのコントロールとロジックのレポート(アイテム、ボタン、プロセス、リージョン、ブランチ、検証、動的アクションなど)へのリンクが表示されます。
特定のレポートを表示するには、コンポーネント・タイプまたはテンプレートの右にある数字をクリックします。
ワークスペース管理者は、ワークスペースに固有の管理タスクを実行するユーザーです。ワークスペース管理者は、次のアクティビティ・レポートにアクセスできます。
ページ・ビュー - ビュー別、ユーザー別、アプリケーション別、アプリケーションとページ別、日別、時間別および対話モード・レポート別に構成されるページ・ビューのレポートが含まれます。
開発者アクティビティ: 開発者、日、アプリケーション、アプリケーション変更、および日または月別に構成された開発者アクティビティのレポートを提供します。
ページ・ビューの分析 - 最も表示されたページ、日別のページ・ビュー、日別の使用状況(チャート)、重み付けされたページ・パフォーマンスおよびWebシート・ページ・ビューなどのレポート分析ページ・ビューが含まれます。
ログイン試行回数 - ログイン試行回数、認証結果ごとのログイン試行回数および開発者ログイン・サマリーをリストしたレポートを提供します。
環境 - ユーザー・エージェント別、ブラウザ別、外部アクセス別またはオペレーティング・システム別に構成される環境のレポートが含まれます。
ワークスペース・スキーマ・レポート - スキーマの表領域使用率およびスキーマ別のデータベース権限のサマリー、ワークスペース・スキーマおよびレポート表領域の使用率を提供します。
関連項目: 『Oracle Application Express管理ガイド』のワークスペース内のアクティビティの監視に関する項および「Application Expressのユーザー・ロールの概要」 |
インスタンス管理者は、Application Express管理サービス・アプリケーションを使用して、ホスティングされたインスタンス全体を管理するスーパーユーザーです。インスタンス管理者は、次のアクティビティ・レポートにアクセスできます。
ワークスペースの消去: ダッシュボード・サマリー、アクティブでないワークスペース、消去済のワークスペース、アクティブになったワークスペースまたはワークスペースの消去ログを表示します。
環境レポート: 使用されるオペレーティング・システム、ブラウザ・タイプ、ユーザー・エージェントまたは外部サイトのサマリーを表示します。
カレンダ・レポート: 最後に使用された日付別にワークスペースを表示し、日別、さらにアプリケーションおよびユーザー別、または時間別にページ・ビューを表示します。
関連項目: 『Oracle Application Express管理ガイド』の開発インスタンス間のアクティビティの監視に関する項および「Application Expressのユーザー・ロールの概要」 |