パッケージ・アプリケーション・ギャラリには、3つのタイプのパッケージ・アプリケーションが含まれています。
サンプル・アプリケーション - グループ名が示すように、Oracle提供のサンプル・アプリケーションは完全なアプリケーションではなく、かわりにコード・スニペットやサンプル・コードが含まれています。サンプル・アプリケーションはワークスペースでのインストールに使用でき、デフォルトで編集可能です。
パッケージ・アプリケーション - パッケージ・アプリケーションは、完全に機能するアプリケーションで、特定のビジネス要件に対応するように設計されています。パッケージ・アプリケーションをそのままインストールして実行および使用することも、それを分析して特定のタイプの機能を作成する方法の理解に役立てることもできます。パッケージ・アプリケーションはワークスペースでのインストールに使用できますが、デフォルトで編集可能ではありません。
カスタム・アプリケーション - カスタム・パッケージ・アプリケーションは、ユーザーが作成し、インスタンス管理者が管理するアプリケーションです。Oracle提供のパッケージ・アプリケーションと同様に、カスタム・パッケージ・アプリケーションには、通常、アプリケーション・ページとサポートするデータベース・オブジェクトの両方が含まれています。開発者は、アプリケーション・エクスポートを使用してカスタム・アプリケーションを作成します。エクスポート後、インスタンス管理者がアップロードして使用可能にします。カスタム・アプリケーションはワークスペースでのインストールに使用できますが、デフォルトで編集可能ではありません。
サンプルとパッケージ・アプリケーションの間の主な相違点は、サポート・レベルです。デフォルトでは、サンプル・アプリケーションは完全に編集可能です。対照的に、生産性アプリケーションを編集するには、そのロックを解除する必要があります。アプリケーションのロックを解除すると、そのアプリケーションは今後のアップグレードまたはOracleサポートによるサポートを受けられなくなります。
関連項目: 『Oracle Application Express管理ガイド』のカスタム・アプリケーションの管理に関する項 |