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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース5.0
E64891-02
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3.5 「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースの使用


注意:

この情報は、Oracle Database Cloud Service (Database Schema)には適用されません。

この項では、「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースをリクエストして使用する方法について説明します。

3.5.1 「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースとは

「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースを使用すると、開発者は、他の開発者および管理者とパッケージ・アプリケーションを共有できます。これには、アプリケーション・ビルダーやSQLワークショップなどの開発ツールへのアクセスは含まれていません。「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースには、パッケージ・アプリケーション・ギャラリ、パッケージ・アプリケーション・ダッシュボードおよびパッケージ・アプリケーション管理ページが含まれています。


ヒント:

エンド・ユーザーは「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースにアクセスできません。エンド・ユーザーは、既存のデータベースまたはWebシート・アプリケーションのみを実行できます。

3.5.2 「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースのリクエスト

「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースをリクエストするには、次のステップを実行します。

  1. Webブラウザで、Oracle Application Expressのサインイン・ページにナビゲートします。

    「サインイン」ページが表示されます。

  2. 「ワークスペース」で、「ワークスペースのリクエスト」をクリックします。

    サービスのリクエスト・ウィザードが表示されます。

  3. 「パッケージ・アプリケーションのみ」を選択し、「次へ」をクリックします。

  4. 画面に表示されるステップに従います。

    詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。


ヒント:

開発コンポーネントへのアクセスを無効化することによって、ワークスペースにアプリケーション・ビルダーなどの開発ツールを含めるかどうかを手動で制御できます。『Oracle Application Express管理ガイド』のワークスペース・プリファレンスの構成に関する項およびインスタンスのコンポーネント可用性の管理に関する項を参照してください。

3.5.3 「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースへのサインイン

「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースにサインインするには、次のステップを実行します。

  1. 「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースにサインインします。

    ホーム・ページが表示されます。

  2. アイコンをクリックします。

3.5.4 パッケージ・アプリケーション・ギャラリの使用

パッケージ・アプリケーション・ギャラリにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. 「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースにサインインします。

  2. 「パッケージ・アプリケーション・ギャラリ」アイコンをクリックします。

    パッケージ・アプリケーション・ギャラリが表示されます。

  3. アプリケーションを検索するには、「検索」フィールドに検索語を入力します。

  4. 表示するアプリケーションを選択します。

    パッケージ・アプリケーションの詳細ページが表示されます。このページを使用して、パッケージ・アプリケーション、アプリケーションのインストール、アプリケーションの削除または以前にインストールしたパッケージ・アプリケーションの認証の変更に関する情報を表示します。


ヒント:

サンプル・パッケージ・アプリケーションは、「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースでは使用できません。それ以外の、「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースのパッケージ・アプリケーション・ギャラリは完全開発環境と同様に動作します。「完全開発環境でのパッケージ・アプリケーションの管理」を参照してください。

3.5.5 パッケージ・アプリケーション管理の使用

この項では、パッケージ・アプリケーション管理ページで使用可能な機能について説明します。


関連項目:

『Oracle Application Express管理ガイド』のワークスペースとアプリケーションの管理に関する項

3.5.5.1 サービス・リクエストの作成


ヒント:

管理者権限を持つユーザーのみが、この機能にアクセスできます。

追加の記憶域またはサービス停止のサービス・リクエストを作成するには、次のステップを実行します。

  1. 「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースにサインインします。

  2. 「パッケージ・アプリケーション管理」をクリックします。

  3. 「サービス・リクエストの作成」をクリックします。

  4. リクエストするサービスのタイプを指定するには、次のいずれかを選択します。

    • 記憶域のリクエスト

    • 終了のリクエスト


      ヒント:

      ワークスペースで使用可能な空き領域の容量を表示するには、「表領域使用率」を展開し、「表領域使用率の詳細レポート(数秒かかります)」を選択します。

  5. 画面に表示されるステップに従います。

3.5.5.2 ワークスペース・プリファレンスの設定


ヒント:

管理者権限を持つユーザーのみが、この機能にアクセスできます。

管理者は、ワークスペース・プリファレンスの設定ページでアカウント・ログイン制御を構成できます。

ワークスペース・プリファレンスを設定するには、次のステップを実行します。

  1. 「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースにサインインします。

  2. 「パッケージ・アプリケーション管理」をクリックします。

  3. 「ワークスペース・プリファレンスの設定」をクリックします。

  4. 「アカウント・ログイン制御」には、次の項目があります。


    ヒント:

    属性の詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。

    1. アカウントの有効期限およびロック: Application Expressエンド・ユーザー・アカウントを期限切れにしたりロックできるかどうかを決定するために選択します。この機能は、Application Expressユーザー管理インタフェースを使用して作成されたエンド・ユーザー・アカウントにのみ適用されます。

    2. 許可されるログイン失敗の最大回数: エンド・ユーザー・アカウントがロックされるまでに許可される認証の連続失敗の最大回数を正の整数で入力します。このフィールドの値を指定しない場合は、「許可されるログイン失敗の最大回数」のインスタンス・レベルの設定が使用されます。

    3. エンドユーザー・アカウント・ライフタイム(日): エンド・ユーザー・アカウントのパスワードを使用できる期限が切れるまでの最大日数を正の整数で入力します。このフィールドの値を指定しない場合は、アカウント・パスワード・ライフタイムのインスタンス・レベルの設定が使用されます。

  5. 「変更の適用」をクリックします。

3.5.5.3 ユーザーの管理


ヒント:

管理者権限を持つユーザーのみが、この機能にアクセスできます。このオプションは、「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースのみで使用可能であり、完全ワークスペースでは使用できません。

新しいユーザー・アカウントの作成、既存のユーザー・アカウントの管理およびユーザー・パスワードの変更を行うには、「ユーザーの管理」をクリックします。

「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースでユーザーを管理するには、次のステップを実行します。

  1. 「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースにサインインします。

  2. 「パッケージ・アプリケーション管理」をクリックします。

  3. 「ユーザーの管理」をクリックします。

    ユーザーの管理は、「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースで、ワークスペースレベルと同様に機能します。


関連項目:

『Oracle Application Express管理ガイド』のワークスペースでのユーザーの管理に関する項

3.5.5.4 保存された対話モード・レポートの管理

パッケージ・アプリケーションのユーザーによって作成された対話モード・レポートを表示および管理するには、「保存されたレポート」をクリックします。

保存された対話モード・レポートを管理するには、次の手順を実行します。

  1. 「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースにサインインします。

  2. 「パッケージ・アプリケーション管理」をクリックします。

  3. 「保存されたレポート」をクリックします。

    保存された対話モード・レポートの管理は、「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースで、ワークスペースレベルと同様に機能します。


関連項目:

『Oracle Application Express管理ガイド』の保存された対話モード・レポートの表示および削除に関する項

3.5.5.5 対話モード・レポートのサブスクリプションの管理

パッケージ・アプリケーションのユーザーによって作成された対話モード・レポートのサブスクリプションを表示および管理するには、「サブスクリプション」をクリックします。

対話モード・レポートのサブスクリプションを管理するには、次の手順を実行します。

  1. 「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースにサインインします。

  2. 「パッケージ・アプリケーション管理」をクリックします。

  3. 「サブスクリプション」をクリックします。

    対話モード・レポートのサブスクリプションの管理は、「パッケージ・アプリケーションのみ」ワークスペースで、ワークスペースレベルと同様に機能します。


関連項目:

Oracle Application Express管理ガイドの「対話モード・レポートのサブスクリプションの管理」

3.5.5.6 アクティビティ・レポートの表示

個別のユーザーについてレポートするアプリケーション・アクティビティの月次カレンダおよび日別の合計ページ・ビューを表示するには、「アプリケーション・アクティビティ」をクリックします。

「アプリケーション・アクティビティ」レポートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. Oracle Application Expressにサインインします。

  2. 「パッケージ・アプリケーション管理」をクリックします。

  3. 「アプリケーション・アクティビティ」をクリックします。

3.5.5.7 ページ・ビューの表示

各ビューの対話モード・レポートを表示し、ユーザー、経過時間およびページの詳細を示すには、「ページ・ビュー」をクリックします。

「ページ・ビュー」レポートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. Oracle Application Expressにサインインします。

  2. 「パッケージ・アプリケーション管理」をクリックします。

  3. 「ページ・ビュー」をクリックします。

3.5.5.8 トップ・ユーザーの表示

ユーザーごとに集計されたページ・ビューのレポートを表示するには、「トップ・ユーザー」をクリックします。

「トップ・ユーザー」レポートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. Oracle Application Expressにサインインします。

  2. 「パッケージ・アプリケーション管理」をクリックします。

  3. 「トップ・ユーザー」をクリックします。