管理者は、「アクティビティの監視」ページにアクセスすることにより、ワークスペース内の開発者アクティビティおよび変更を監視できます。「アクティビティの監視」ページの機能は、ページ・ビュー、開発者アクティビティ、アクティブなセッションを追跡し、ページ・ビューの分析およびレポート、ブラウザ使用状況やクリック回数、ログイン・レポートなどの環境レポートを表示する各種のレポートにリンクしています。このセクションでは、一部のレポートのみについて、その詳細を説明します。
参照: 「ワークスペース・ダッシュボードの表示」、「開発インスタンス間のアクティビティの監視」および『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の「APEX_ACTIVITY_LOGを使用したカスタム・アクティビティ・レポートの作成」 |
アクティビティの監視ページから開発者アクティビティおよびアプリケーション変更情報を表示するには、次の手順を実行します。
「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。「ワークスペース管理ページへのアクセス」を参照してください。
「ワークスペース管理」ページが表示されます。
「アクティビティの監視」をクリックします。
「アクティビティの監視」ページが表示されます。このページは次のセクションに分かれています。
ページ・ビュー - ビュー別、ユーザー別、アプリケーション別、アプリケーションとページ別、日別、時間別および対話モード・レポート別に構成されるページ・ビューのレポートが含まれます。
開発者アクティビティ: 開発者、日、アプリケーション、アプリケーション変更、および日または月別に構成された開発者アクティビティのレポートを提供します。
ページ・ビューの分析 - 最も表示されたページ、日別のページ・ビュー、日別の使用状況(チャート)、重み付けされたページ・パフォーマンスおよびWebシート・ページ・ビューなどのレポート分析ページ・ビューが含まれます。
環境: ユーザー・エージェント別、ブラウザ別、外部アクセス別またはオペレーティング・システム別に構成される環境のレポートが含まれます。
ログイン試行回数 - ログイン試行回数、認証結果ごとのログイン試行回数および開発者ログイン・サマリーをリストしたレポートを提供します。
ワークスペース・スキーマ・レポート - スキーマの表領域使用率およびスキーマ別のデータベース権限のサマリー、ワークスペース・スキーマおよびレポート表領域の使用率を提供します。
確認するレポートを選択します。
「開発者ごとのアプリケーション変更」レポートには、変更されたページ数が開発者ごとに表示され、棒グラフまたは円グラフでグラフィカルに示されます。
開発者ごとにアプリケーションの変更を表示するには、次の手順を実行します。
「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。「ワークスペース管理ページへのアクセス」を参照してください。
「ワークスペース管理」ページが表示されます。
「アクティビティの監視」をクリックします。
「期間」リストから時間を選択し、(該当する場合は)アプリケーションを選択して「設定」をクリックします。
ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。
「日別のアプリケーション変更」レポートには、アプリケーション変更数の日別の概要が表示されます。オプションでこの情報を月別または開発者別、あるいは折れ線グラフで表示できます。
日別にアプリケーションの変更を表示するには、次の手順を実行します。
「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。「ワークスペース管理ページへのアクセス」を参照してください。
「ワークスペース管理」ページが表示されます。
「アクティビティの監視」をクリックします。
日別のアプリケーション変更ページが表示されます。
「期間」リストから時間を選択し、(該当する場合は)アプリケーションを選択して「設定」をクリックします。
ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。
セッションは、ページ・ビュー間で永続性(またはステートフルな動作)を確立する論理的な構成体です。「アクティブ・セッション」レポートには、アクティブ・セッションが現行のワークスペースとともにリストされます。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドのセッション・ステート管理の理解 |
アプリケーションが実行しているかどうかにかかわらず、Application ExpressエンジンはOracle Application Expressスキーマにあるデータベース表のレコードを保持します。この表には、数値識別子(またはセッションID)、認証された(またはパブリックの)ユーザー識別子、作成日およびその他の情報が記録されます。セッションは、ページ・リクエスト間のセッション・ステートまたは永続性を有効にする重要なレコードです。「アクティブ・セッション」レポートを表示することで、開発者または管理者はワークスペースにおけるアプリケーションの使用者を確認できます。アクティブ・セッションとは、セッション表からまだ消去されていないセッションです。失効したセッションとは、最大存続期間より長く存在していたセッション、または最大アイドル時間より長く未使用だったセッションです。DBMSジョブは毎時間実行され、失効したセッションを消去します。
アクティブ・セッションの詳細を表示するには、次の手順を実行します。
「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。「ワークスペース管理ページへのアクセス」を参照してください。
「ワークスペース管理」ページが表示されます。
「アクティビティの監視」をクリックします。
ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。
セッションの詳細ページを表示するには、セッションIDをクリックします。
スキーマ・レポートは、スキーマの表領域使用率およびスキーマ別のデータベース権限のサマリーと、現行のワークスペースで使用可能なすべてのデータベース・スキーマのリストを提供します。
スキーマ・レポートを表示するには、次の手順を実行します。
「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。「ワークスペース管理ページへのアクセス」を参照してください。
「ワークスペース管理」ページが表示されます。
「アクティビティの監視」をクリックします。
「ワークスペーススキーマ・レポート」で、次のレポートのいずれかをクリックします。
ページ上部にある検索バーを使用して、「データベース権限」および「ワークスペース・スキーマ」レポートの体裁をカスタマイズできます。