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Oracle Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementインストレーション・ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3.0)
E61963-04
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13 ライフサイクル管理

この章では、1つ以上のコンポーネントと統合されたOracle Identity and Access Managementコンポーネントでライフサイクルの変更イベントが発生した場合に対処する方法を説明します。


注意:

この章では、Oracle Identity and Access Management製品をインストール、構成および統合した後で、これらに対して手動で適用できるライフサイクル管理イベントについて説明します。これは、Oracle Identity and Access Management製品のインストール、構成、パッチ適用およびアップグレードを自動的に行うライフサイクル管理(LCM)ツールと混同しないでください。LCMツールの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementデプロイメント・ガイドを参照してください。

次のトピックが含まれます。

13.1 統合されたコンポーネントへのライフサイクル・イベントの影響

次に、すでに別のコンポーネントに統合されているコンポーネントに対して、特定のライフサイクル・イベント(リワイヤリングとも呼ばれる)がどのような影響を与えるかを説明します。

  • 再関連付け

    統合されたコンポーネントのホスト名またはポートが再関連付けされた場合。たとえば、OVDサーバーのホスト名が変わります。

  • テストから本番へ

    テストまたはパイロット環境のエンティティが事前インストール済の本番環境に移行された場合、依存するコンポーネントが影響を受けることがあります。たとえば、Oracle Identity Managerを新しい本番環境に移動した場合です。


    注意:

    コンポーネントによっては、リワイヤリングによるテストから本番への移動ができず、サーバーの新しい本番インスタンスを作成する方がよい場合があります。たとえば、Oracle Identity Federationは、テストの構成を変更するかわりに本番環境に新しくインストールします。

13.2 Oracle Identity Managerのライフサイクル管理

Oracle Identity Managerのライフサイクル管理イベントには次のものが含まれます。

  • 次のコンポーネントのホストまたはポートに変更があった場合の再関連付け:

    • Oracle Virtual Directory

    • Oracle SOA Suite

    • MDS

  • テスト環境から本番環境へのメタデータの移動

OIMに関するライフサイクル管理の手順は、次の情報を参照してください。

  • Oracle Fusion Middleware System Oracle Identity Managerシステム管理者ガイドのOracle Virtual Directoryのホストとポートの変更に関する項

  • Oracle Fusion Middleware System Oracle Identity Managerシステム管理者ガイドのOVDパスワードの変更に関する項

  • Oracle Fusion Middleware System Oracle Identity Managerシステム管理者ガイドのSOAホストとポートの変更に関する項

  • Oracle Fusion Middleware System Oracle Identity Managerシステム管理者ガイドのOracle Identity Managerデータベースのホストとポートの変更に関する項

  • Oracle Fusion Middleware Oracle Adaptive Access Manager開発者ガイドの既存のOracle Adaptive Access Manager (OAAM)とのOracle Identity Manager (OIM)のリワイヤリングに関する項

  • Oracle Fusion Middleware System Oracle Identity Managerシステム管理者ガイドのOracle Identity Managerデータベースのパスワードの変更に関する項

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle Virtual Directory管理者ガイド』のLDAPアダプタの構成に関する項

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle Virtual Directory管理者ガイド』のアダプタ・プラグインの編集に関する項

  • Oracle Fusion Middleware管理者ガイドのOracle Identity Managerの新しいターゲット環境への移動に関する項

  • Oracle Fusion Middleware管理者ガイドのOracle Identity Managerの既存のターゲット環境への移動に関する項

13.3 Oracle Access Managerのライフサイクル管理

Oracle Access Managerのライフサイクル・イベントには、テスト・システムから本番へのポリシー構成情報のレプリケートが含まれます。

Oracle Access Managerに関するライフサイクル管理の手順は、次の情報を参照してください。

13.4 Oracle Adaptive Access Managerのライフサイクル管理

Oracle Adaptive Access Managerのライフサイクル・イベントには、次のコンポーネントのホストまたはポートが変更されたときの再関連付けが含まれます。

  • Oracle Virtual Directory

  • Oracle Internet Directory

  • Oracle Database

  • Oracle Identity Manager

Oracle Adaptive Access Managerに関するライフサイクル管理の手順は、次の情報を参照してください。

  • Oracle Fusion Middleware Oracle Adaptive Access Manager開発者ガイドの既存のOracle Adaptive Access Manager (OAAM)とのOracle Virtual Directory (OVD)のリワイヤリングに関する項

  • Oracle Fusion Middleware Oracle Adaptive Access Manager開発者ガイドの既存のOracle Adaptive Access Manager (OAAM)とのOracle Identity Manager (OIM)のリワイヤリングに関する項

  • Oracle Fusion Middleware Oracle Adaptive Access Manager開発者ガイドの既存のOAAMとのOIDのリワイヤリング(OVDがない場合)に関する項

  • Oracle Fusion Middleware Oracle Adaptive Access Manager開発者ガイドの既存のOAAMとのデータベースのリワイヤリングに関する項

  • Oracle Fusion Middleware管理者ガイドのOracle Adaptive Access Managerの新しいターゲット環境への移動に関する項

  • Oracle Fusion Middleware管理者ガイドのOracle Adaptive Access Managerの既存のターゲット環境への移動に関する項

13.5 リファレンス

Oracle Fusion Middlewareのライフサイクル管理の詳細は、Oracle Fusion Middleware管理者ガイドの第V部「高度な管理: 環境の拡張」を参照してください。