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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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34.5 キーリング・ファイルおよびスタッシュ・ファイルの生成によるSSLの有効化

これは必須ではありません。SSLの有効化はWebGateでは必須ではありません。キーリング・ファイルおよびスタッシュ・ファイルを生成することで、SSLを有効にできます。

WindowsシステムのLotus NotesクライアントからUNIXシステムに送るために、キーリング・ファイル(.kyr)と対応するスタッシュ・ファイル(.sth)を生成する必要がある場合は、次のステップを実行します。

キーリング・ファイルおよびスタッシュ・ファイルを生成してSSLを有効にするには、次のようにします。

  1. WindowsシステムでLotus Notesクライアントを起動します。

    次に例を示します。

    「File」→「Databases」を選択し、「Open」をクリックします。

  2. 「Server Certificate Admin」を選択します。

  3. キー・リング・ファイルを作成します。

  4. 証明書リクエストを作成します。

  5. 信頼できるルート証明書をキー・リング・ファイルにインストールします。

  6. 証明書をキー・リング・ファイルにインストールします。

  7. 新たに作成したキーリング・ファイルとスタッシュ・ファイルをWindowsシステムからUNIXコンピュータにコピー(すなわちftp送信)します。

  8. 両方のファイルをDominoデータ・ディレクトリに格納します。

SSLを有効にするには、次のようにします。

  1. ブラウザを起動して、次のURLを入力します。

    次に例を示します。

    http://hostname:port/names.nsf

    ログイン名とパスワードの入力を求められます。

  2. 「Server-Server」を選択します。
  3. 目的のサーバーを選択します。
  4. 「Edit Server」を選択します。
  5. 「Ports」→「Internet Ports」を選択し、「Web」をクリックします。
  6. 「SSL Key file name」フィールドにキーリング・ファイルの絶対パスを入力します。
  7. SSLポート番号の値を希望のポート番号に変更します。
  8. SSLポートのステータスを有効にします。
  9. クライアント証明書の認証について、「Client Certificate」の「Yes」を選択します。
  10. 「Save and Close」をクリックしてすべての変更内容を保存します。
  11. Webサーバーを再起動します。

    次に例を示します。

    /opt/lotus/bin/server