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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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50.4 サービス・プロバイダ・インタフェースの定義

サービス・プロバイダ・インタフェースは、指定したアプリケーション・プロファイルの認証フローを制御する一連のルールを指します。

Mobile and Socialは、次のサービス・プロバイダ・インタフェースを提供します。

必要に応じて、Java開発者は、1つ以上のアイデンティティ・プロバイダ・インタフェース・コントラクトのカスタム実装を作成できます。この項には次のトピックが含まれます:

50.4.1 サービス・プロバイダ・インタフェースの作成

「ソーシャル・アイデンティティ」ホーム・ページからサービス・プロバイダ・インタフェースを作成できます。

  1. Oracle Access Managementコンソールで、「ソーシャル・アイデンティティ」ホーム・ページを開きます(「「ソーシャル・アイデンティティの管理」ページを開く」を参照)。
  2. ホーム・エリアの「サービス・プロバイダ・インタフェース」パネルで、「作成」をクリックします。

    「新規サービス・プロバイダ・インタフェースの作成」構成ページが表示されます。

  3. サービス・プロバイダ・インタフェースのプロパティに値を入力します。
    • 名前: この認証サービス・プロバイダに一意の名前を入力します。

    • 説明: (オプション)簡単な説明を入力します。この説明は自分や他の管理者が、将来、このサービスを特定するために役立ちます。

  4. インタフェース情報のプロパティに値を入力します(表50-7を参照)。

    表50-7 サービス・プロバイダ・インタフェースのプロパティ

    名前 ノート

    IDP Selector

    カスタム・プロバイダのIDPセレクタ実装クラスを選択します。

    ノート: コンソールは、提示されたクラスの有効性をチェックしません。

    Post IDP Selector

    カスタム・プロバイダのポストIDPセレクタ実装クラスを選択します。

    IDP Interaction Provider

    カスタム・プロバイダのIDP相互作用プロバイダ実装クラスを選択します。

    Registration Status Check

    カスタム・プロバイダの登録ステータス・チェック実装クラスを選択します。

    Session Creation Provider

    カスタム・プロバイダのセッション作成プロバイダ実装クラスを選択します。

  5. 「作成」をクリックして、サービス・プロバイダ・インタフェース構成オブジェクトを作成します。

50.4.2 サービス・プロバイダ・インタフェースの編集または削除

サービス・プロバイダ・インタフェースを編集または削除できます。

パネルでプロバイダを選択してから、そのパネルのツールバーにある「編集」または「削除」をクリックします。属性の説明は、「サービス・プロバイダ・インタフェースの作成」を参照してください。

50.4.3 カスタム・サービス・プロバイダ・インタフェース実装の追加

カスタム・インタフェース実装を追加するには、新しいソーシャル・アイデンティティ・プロバイダを作成し、業務目的にあわせて必要に応じてカスタムまたはデフォルト、あるいはその両方の実装クラスの組合せを選択できます。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Access Management開発者ガイド』の「ソーシャル・アイデンティティ・クライアントSDKを使用したアプリケーションの開発」を参照してください。