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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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26.8 パスワードなしユーザー認証の検証

アクセス・テスターには、パスワードなしでユーザーが認証される管理モードがあります。管理モードは、認証リクエストを開始したユーザーの資格証明が検証されると、trueに設定されます。リクエストを送信したユーザーは、システム・ユーザーであり、委任された管理者となります。

次のステップを使用して、ユーザー認証およびユーザー認可をテストします。

  1. 「アクセス・テスターのインストールと起動」の説明に従って、アクセス・テスターを起動します。
  2. 管理ケース・アイコンをクリックします。図は、管理モードのアクセス・テスターを示しています。
  3. 「アクセス・テスターとOAMサーバー間の接続の確立」の説明に従って、サーバー接続パネルに関連のある詳細を追加して「接続」をクリックします。
  4. 「アクセス・テスター・コンソールからリソース保護を検証」の説明に従って、保護リソースのURIパネルに詳細を入力またはインポートして「検証」をクリックします。
  5. ユーザー・アイデンティティ・パネルで、認証のテストに必要な情報を入力します。
    1. ユーザー名: 資格証明が検証されている管理ユーザーIDを入力します。
    2. パスワード: 資格証明が検証されている管理者パスワードを入力します。
    3. 偽装ユーザー: パスワードなしで認証される必要がある個人のユーザーIDを入力します。
  6. 認証ボタンをクリックしてOAMサーバーへのリクエストを送信し、ステータス・メッセージ・パネルでレスポンスを探します。
    1. 認証が成功すると、認証ボタンの横に緑色のチェック・マークが表示され、ステータス・メッセージ・パネルに該当のメッセージも表示されます。
    2. 失敗すると、認証ボタンの横に赤の円が表示され、ステータス・メッセージ・パネルに該当のメッセージも表示されます。
  7. 認証に成功したら、認可ボタンをクリックしてOAMサーバーへのリクエストを送信します。このポリシー評価の際には、関係するすべての認可上の条件とレスポンスが考慮されます。
    1. 認可が成功すると、認可ボタンの横に緑色のチェック・マークが表示され、ステータス・メッセージ・パネルに該当のメッセージも表示されます。
    2. 失敗すると、認可ボタンの横に赤の円が表示され、ステータス・メッセージ・パネルに該当のメッセージも表示されます。