プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
目次へ移動
目次

前
次

32.4 ISAサーバー用のWebgateのインストールおよび構成

ISAサーバーのインストール後、ISAサーバーと連動させるためにWebgateをインストールするには、次のタスクを実行します。

「互換性とプラットフォームのサポート」を参照してください。

タスクの概要: ISAサーバー用のWebゲート構成の実行手順は次のとおりです。

  1. ISAサーバーでのWebgateのインストール
  2. /accessディレクトリの権限の変更
  3. Access ManagerプラグインのISAサーバーWebフィルタとしての登録

32.4.1 ISAサーバーでのWebgateのインストール

ISAサーバーでWebgateをインストールする場合、ISAPI Webgateのインストール先(Webgate_install_dir)を、Microsoft ISAサーバーのインストール先と同じにする必要があります。

たとえば、ISAサーバーがC:\Program Files\Microsoft ISA Serverにインストールされている場合、ISAPI Webgateもその同じ場所にインストールする必要があります。

ノート:

Webgateのインストール時に、ISAサーバー構成を自動更新しないでください。ISAサーバー構成を自動更新するかどうか確認されたら、「いいえ」を選択してください。

タスクの概要: ISAサーバー用のISAPI Webgateのインストール:

  1. 次のトピックの詳細は、「Access Manager 11gを使用する10g Webゲートの登録および管理」を参照してください。これらはご使用の環境に応じて適用されます。
  2. /accessディレクトリの権限の変更

32.4.2 /accessディレクトリの権限の変更

ISAサーバーに対応するISAPI Webgateのインストールと構成が終了したら、\accessサブディレクトリへの権限を変更する必要があります。このサブディレクトリは、ISAサーバー(およびWebgate)のインストール・ディレクトリ内に作成されています。ユーザーNETWORK SERVICEを追加し、NETWORK ADMINISTRATORにフル・コントロール権限を付与する必要があります。

これにより、ISAサーバーがWebgateとアクセス・サーバー.との間の接続を確立できます。特定の構成ファイルをネットワーク管理者に対して読取り可能にする必要があります。NETWORK ADMINISTRATORにフル・コントロールを付与するのはそのためです。

\accessの権限を変更するには、次のようにします。

  1. ファイル・システムで、Webgate_install_dir\accessを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  2. 「プロパティ」ウィンドウで「セキュリティ」タブをクリックします。
  3. NETWORK SERVICEユーザーを追加し、「許可」を選択して「フル コントロール」を付与します。
  4. NETWORK ADMINISTRATORに対して、「フル コントロール」を選択します。