Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド 11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms E61950-08 |
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Access Manager 11.1.2は、RSAコンポーネントと統合して、SecurID認証を提供します。
RSA SecurID認証は、ユーザーが認識しているものとユーザーが所有しているものの2つのファクタに基づいています。
ユーザーが認識しているもの: これは秘密の個人識別番号(PIN)であり、概念的には個人の銀行コードPINに似ています。この場合、PINは、システム生成または個人的に選択したものであり、RSA Authentication Managerに登録されます。
ユーザーが所有しているもの: これは、トークンと呼ばれるハンドヘルド・デバイスによって生成された現在のコードです。Oracle Access Managerでは、ハードウェアベースとソフトウェアベースの両方のすべてのRSA SecurIDトークン・フォーム・ファクタがサポートされています。
これらのトークンは、アルゴリズム的に内部クロックまたはイベントに基づいており、予測不能な値でトークンコードを生成します。ユーザーのPINとSecurIDトークンコードが組み合されて、ユーザーのパスコードになります。
Access Managerは、RSAの2つのファクタのSecurID認証セキュリティ機能を使用およびサポートし、次のものを提供することでSecurID認証との統合を可能にします。
SecurID認証操作に必要なHTMLフォーム
認証を作成およびオーケストレートするためにユーザー識別プラグインで使用できるRSA SecurIDプラグイン。