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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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48.7 ソーシャル・アイデンティティの使用

ソーシャル・アイデンティティを使用する方法には様々な選択肢があります。

関連項目:

ソーシャル・アイデンティティの統合方法の例については、「ソーシャル・アイデンティティのプロセスの理解」を参照してください。

48.7.1 ソーシャル・アイデンティティをOracle Access Managerと組み合せて使用する方法

ソーシャル・アイデンティティをAccess Managerと統合する場合に、ユーザーは、ソーシャル・アイデンティティ・プロバイダからの資格証明を使用して、Access Managerで保護されたリソースにログインすることを選択できます。

このアレンジでは、ユーザーは自分たちのアイデンティティ・プロバイダの資格証明を入力します。Access Managerは、ユーザーのログイン・リクエストをMobile and Socialにフォワードし、Mobile and Socialはバックグラウンドのアイデンティティ・プロバイダを使用して認証プロセスを完了します。Mobile and Social (リライイング・パーティ)は、ユーザーをAccess Managerにリダイレクトします。同時に、Mobile and SocialはAccess Managerに、アイデンティティ・プロバイダが送信したユーザーの認証ステータスとユーザー属性を提供します。Access Managerで認証にソーシャル・アイデンティティを使用する方法の詳細は、「Access Managerとソーシャル・アイデンティティによるユーザーの認証フロー」を参照してください。

48.7.2 ソーシャル・アイデンティティとMobile and Socialサービスを組み合せて使用する方法

モバイル・デバイスがソーシャル・アイデンティティを使用して認証を受けられるように、Mobile and Socialサービスを構成できます。

アイデンティティ・プロバイダによってユーザーの資格証明が検証された後に、組織でのアカウントを作成するようにソーシャル・アイデンティティによってユーザーに促すことができます。新規ユーザー登録フォームにアイデンティティ・プロバイダから返されたデータを事前に移入する場合は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Access Management開発者ガイド』の「ソーシャル・アイデンティティ・クライアントSDKを使用したアプリケーションの開発」を参照してください。

48.7.3 ソーシャル・アイデンティティSDKについて

Java準拠のWebアプリケーションを保守する開発者は、Mobile and Socialソーシャル・アイデンティティSDKを使用して、そのWebオファリングにソーシャル・アイデンティティ機能を追加できます。

このSDKはJavaによるWebアプリケーションのみで使用可能です。SDKの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Access Management開発者ガイド』の「ソーシャル・アイデンティティ・クライアントSDKを使用したアプリケーションの開発」を参照してください。