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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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19.7 Identity Managerデプロイメントでのドメインのレプリケート

Access Manager 11.1.2.1.0とOracle Identity Manager (11.1.2.1.0)が同じドメイン内に統合されているデプロイメントでは、Identity ManagerがT2Pをサポートしていないため、T2Pをドメイン・レプリケーションに使用することはできません。この場合は、Access ManagerとIdentity Managerを別のドメインにインストールする必要があります。

Identity Managerデプロイメントでドメインをレプリケートするには、次のようにします。

  1. Access Managerをインストールします。

  2. configureSecurityStore (-create)を実行します。

  3. Access Managerを起動します。

    必ず、インストゥルメント済EARによるTRACEロギングを有効にしてください。

  4. Identity Managerをインストールします。

  5. configureSecurityStore (-join)を実行します。

  6. $DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/default-keystore.jksパスワードにある、Access ManagerおよびIdentity Managerのドメインのデフォルト・パスワードを、keytoolコマンドを使用して更新します。

  7. EMコンソールを使用して、同じパスワード値をCSFで設定します。

    1. 該当するWeblogicドメインのドメイン名に移動します。

    2. ドメイン名を右クリックして「セキュリティ」→「資格証明」に移動します。

    3. oracle.wsm.security資格証明マップを開き、keystore-csf-keyの値を編集します。

    4. パスワードおよび確認パスワードのフィールドのパスワードを更新します。

      このパスワードは、Access ManagerドメインとIdentity Managerドメインの両方でdefault-keystore.jksの新しいパスワードと同じであることが必要です。

  8. oracle.wsm.securityをキーkeystore-csf-keyにマップします。

  9. Identity Managerを起動します。

  10. Access ManagerおよびIdentity Managerを再起動します。